Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

お祭り(3)

相変わらず行きまくっています。ちょっと遠いのもありますが、公共交通機関を使えば、ハイデルベルクから日帰りはできる範囲内です。

 

・Sommerfest im Thermalbad

Stadtwerke Heidelberg - Sommerfest im Thermalbad am 5. August

ハイデルベルグの温水プールの夏祭り。水の中でどんちゃん騒ぎでもするのかと思いきや、プールには全部蓋して、横の芝生で食べ物のスタンド出したり、ライブしたりといたって普通のお祭り。ライブで小学生ぐらいの男の子がドラム、ベースで、中学生?ぐらいの女の子がボーカルで、お父さんがギターというアマチュアバンドもありました。おいしいところはお父さんがもってっちゃうのね…。プロの方のバンドもあって、こちらは本当にうまかったです。

Ingrid Schwarz Band :: Startseite

Stadtwerke主催で、入場無料。普段ならお金取るようなアトラクション(大きいバルーンの中に入って転がるやつとか Powerballs / Laufbälle)も無料。大道芸があるはずだったけど、道具ほったらかしてピエロはソーセージ食ってるし。。。人もあまりおらずでガラガラでしたが、ローカルさがいい味出していて、ついつい長居してしまいました。

f:id:eulechang:20171028051110j:plain

 

・Ketscher Backfischfest 

Backfischfest Ketsch

遊園地がまあまあ大きめなお祭り。怪しい雑貨屋さんも。Backfischfestというだけあって、魚屋さんのから揚げが大人気。まあ、川魚だろうから味はどれも淡泊でしたが。Backfischというのもあったので、注文しようとしたら、ちっちゃくて食べづらくて高いからやめときなと言われました。

ボールを転がして、穴に入ると馬が進むというレースのアトラクションがあり、思わず二回もやってしまいました。。。穴によって馬が進む距離が変わります。2位までは行ったのですが、、、1位以外は何ももらえないので手ぶらで帰ることになりました。PferdederbyとかDerbyrennenと呼ばれるものです。大体大人ばっかりやってて、結構白熱します。この時の経験が生きたのか、この後Kölnで挑戦したときは1回で1位を獲ることができました。人が集まるまでに時間がかかりますので、その時によく練習しておくのと、たまにチップ(1回優勝すると1枚もらえる)をいっぱい集めて大物の景品を狙ってる人がいますので、そういう人がいるときにはやらないのがコツです。

www.youtube.comこちらでレンタルできるらしいですから、興味がある方は是非ご自宅に呼んでみてください。

kentucky derby kreuz - Startseite

このほか、我が家ではアヒル釣り(Entenangeln)が子供に人気です。

 

・"Fest am Fluss" in Zuzenhausen

Zuzenhausenという人口わずか2千人ぐらいのところにお出かけ。Flussといっても、京都の高瀬川ぐらいの川です。食べ物もお店屋さんも数えるほどしかありませんが、それでもみんな楽しそうにやっています。自家製、ジャガイモのワッフル屋さんがあり、頑張って暖炉の火で焼こうとしてましたが、くっついてなかなかうまくいかず、火力調整も難しく。。。長蛇の列ができてました。でも皆さん笑顔でやってました。ドイツでは何かあるとすぐにワッフルです。学生のコンサートのチケット販売の販促もワッフルだったりします。

 

・Großes Frühlingsfest im Bonsai Zentrum

Großes Frühlingsfest 2017 at Bonsai Zentrum Heidelberg, Heidelberg

ハイデルベルクに盆栽屋さんがありまして、お祭りをやっているというので行ってみました。敷地内にずらりと並ぶ盆栽はなかなかの壮観です。竹林もありました。ワークショップもやってましたが、なんだかちょっと下手な散髪屋さんみたいな感じでして。。。食べ物もありましたが、Flammkuchenとかで、決して日本風ではありません。

 

・Mittelalterliches Spektakulum Angelbachtal

Mittelalterliches Spektakulum Angelbachtal

かなり規模が大きい中世の祭りです。ハイデルベルク市内でもポスターがあちこちに貼られていました。RNZなどで前売り切符を買うと入場料が14€から2€割引になります。ライブの音楽や大道芸がずっとやっていて賑やかです。お店やさんじゃなくても、ただ中世の格好をして中世のキャンプを張っている一般参加者もいました。トランプとかで暇つぶしてましたね。。。

アトラクションでは、ひも二本の綱渡り面白かったです。落ちずに坂を登りきると、賞金がもらえます。ひもの固定の度合いを変えて難易度を挑戦者の年齢に合わせて調整してました。大概は失敗してましたが、店番の人がやると、いともあっさり。。。他にも人力観覧車とか、人力メリーゴーランドとか。一日中楽しめるテーマパークです。

 

・Wieslocher Stadtfest 2017 

Stadt Wiesloch: Stadtfest

ちょっと規模が大き目の町内会ですが、2017年はEinkauf Sonntagも兼ねてということでお店も開いていてなかなか賑やかでした。音楽の会場があちこちに設けられていましたが、よくあるロックバンドじゃなくて、ギターの弾き語りとかの穏やかな音楽が多くていい雰囲気でした。子供向けに、ピザ屋さんがピザ職人体験をやっていて、子供にとっていい思い出になりました。

 

・Bammentaler Kerwe

Bammentaler Kerwe - Ablauf - Reilser Kerweborscht (Bammental bei Reilsheim)

Kerweというのは教会のお祭り。。。であってるんでしょうか?結構あちこちで案内は見ますが、何をやるかは街によって随分まちまちです。

日曜日の朝電車に乗ってBammentalの駅に着いて周りをぶらぶらしていると、選挙演説みたいにマイクで何か叫んでいる声が聞こえます。近くまで行くと結構人が集まっていて、トラクターにつながれた山車の上に人が立ってなにやら読んでいます。周りを見てみると。その原稿を持っている人も何人かいて、上記のWebサイトによるとKerwereddと呼ばれるもののようです。所々で笑いも起きていますからなにかのコメディのようですが。

しばらくすると小芝居が終わり、街の中心へ向かってパレードがスタート。ブラバンを先頭にトラクターが続々と続いていきます。トラクターに引かれたそれぞれの山車は何かテーマがあるようなのですが、ジャーマンジョークのセンスはよくわかりません。市庁舎までパレードしたところで一旦立ち止まり、また小芝居の続きが始まりました。A4が10数枚の何かを売り始めたので2€で買ってみると、小芝居の原稿とともに、身内ネタのクイズなどが書かれていました。あとで辞書で引いても何が面白いのかはよくわかりませんでしたが。。。

他にもElsentz halle近くでは移動遊園地やら、バンドやら、レストランの屋台やらが出ていて、なかなか趣深い祭りでした。

 

・Dürkheim wurstmarkt

 Dürkheimer Wurstmarkt

世界最大のワインまつりらしいです。遊園地もまあまあの規模です。新しいワインができる前に去年のワインの在庫一掃セール的な感じでしょうか。。。まあ、白ワインがほとんどの地域ですから、あまり年季を重ねてもいいことはないようです。いろいろ飲んでみたいのはやまやまなのですが、何しろグラスが大きくて、ワインなのに300mlとかで運ばれてきます。。。何人かで行って分け合うぐらいがちょうどですかね。

 

・Deutsch-Amerikanisches Freundschaftsfest 2017

Heidelberg » Deutsch-Amerikanisches Freundschaftsfest 2017

Wikipediaの受け売りですが、ハイデルベルクはナチス時代の軍事拠点の一つでした。第二次大戦終戦後、連合国軍がそのまま入り、Campbell Barracksという名でずっと基地がおかれ、冷戦時などでも使われたそうです。2010年には閉鎖が発表され、今では実戦部隊はいないものの、引き続き米軍関係の施設として使用されているようです。ということで、もともとは基地祭りのような感じのお祭りだったのですが、今では独米友好祭りのようになっています。スペアリブなども出ていましたが、もうちょっと焼き方を考えてほしかったなあ。。。アメリカ的なのはこれとアメリカンアイスクリームぐらいで、あとはいたって普通のドイツの祭りです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Campbell_Barracks

 

・American Fan Fest

American Fan Fest - NWES: Öffnungszeiten Tageskasse, Tribünen & wichtige Informationen | Hockenheimring Baden-Württemberg

Hockenheim Ringで行われたAmrican Fan Fest。日曜日に行くんじゃなかった。。。近くまでバスがないので、ハイデルベルクからのバスを降りて数十分歩かないとたどり着きません。しかもよくわからずに行ってしまったのですが、入場料25ユーロです。そしてうるさいのなんの。。。迫力があるからエンジン音は仕方がないですが、実況中継が特にうるさい。

サーキットの内側にも入れるのですが、子供はイヤーマフ必須で、そのイヤーマフがまた30ユーロぐらいする品物で。。。レースが終わってから、係員がスポンジ製の簡易式耳栓をくれて、中に入れました。車のおもちゃ屋とかがあって、それなりに楽しいですが。

素人にはちと厳しいかったですね。。。子連れも結構いたのですが、皆さん慣れているような人でした。

 

総選挙 Bundestagswahl

 2017年9月24日の日曜日に、ドイツ連邦議会選挙が行われました。結果や選挙制度などはドイツ大使館がわかりやすくまとめています。

ドイツ大使館 ドイツ総領事館 - 連邦議会選挙

日本の衆議院と同じような小選挙区と比例代表の並立制ですが、比例票をまず各政党に割り当て、そのあとに小選挙区で当選した人数を引いたり、超過議席で調整したり、5%の投票数にいかない政党には議席を与えないなど、いろいろややこしいようです。結局のところ、国会全体の議席の党の割合はほとんど比例票で決まります。こちらはWikipediaが詳しいですが、299選挙区のうち、小選挙区ではメルケル首相が党首で率いるCDU (Christlich-Demokratische Union Deutschlands ドイツキリスト教民主同盟)やCSUが231選挙区で勝利し議席を獲得しています。一方、比例票に基づく議席配分では246議席のため、比例で追加された議席はわずかに15議席でした。それに比べて、ニュースでよく話題になる新興政党のAfD (ドイツのための選択肢 Alternative für Deutschland)ですが、小選挙区で勝利したのはわずかに3議席。ただ、比例票に基づく議席配分では94議席のため、91人が比例名簿で当選しました。

2017年ドイツ連邦議会選挙 - Wikipedia

ちなみに、Heidelberg選挙区の結果は市役所がまとめていまして、CDUのProf. h.c. Dr. Lamers, Karlが当選しました。Prof. h.c.は名誉教授の意味です。4年前の選挙より獲得した票が8%下がって33%ですから、結構厳しい評価ですね。2013年からはCDU/CSUとSPDが連立政権を組んでいましたが、ご覧のとおり小選挙区では与野党とも各政党が候補者を出し合って競い合っています。全部で候補者は10人もいました。日本では候補者調整を与党も野党もやりますから、やり方がだいぶ違いますね。各小選挙区で殴り合ってから、連立の相手を探すようです。実際、選挙が終わって一か月たちましたが、まだ連立の相手が決まっていないようです。なお、ハイデルベルクでは無所属はいませんでしたが、他はどうなんでしょう。結局比例票で政治が決まるんじゃ、あんまり無所属で出る意味も確かにないような。。。

Bundestagswahl 2017 Wahlkreis 274 Heidelberg – Erststimmen (Standard-Darstellung)

 

比例の結果はこちらです。Heidelbergは第332選挙区(Wahlbezirke)です。まあ、大体小選挙区と結果は変わりませんが、こちらは泡沫候補ならぬ、泡沫政党が立ち並び、全部で21政党もあります。小選挙区で3つとるか、比例票で5%行かない政党に議席はないみたいです。

Bundestagswahl 2017 Wahlkreis 274 Heidelberg – Zweitstimmen (Standard-Darstellung)

 

投票用紙はこんな感じです。ドイツ大使館のTwitterより引用。候補者の名前を書かせるのは日本ぐらいなもので、それはそれで誇らしいですが、数%は無効票が出るようですからいいのやらわるいのやら。

 ポスターは日本以上に、政党名と候補者名しかないです。Rhein Neckar Zeitung よりパシャリ。

f:id:eulechang:20171026060643j:plain

日本のように指定された場所ではなく、ポスター、というかポスターボードは、好きなところに取り付けていいようです。街灯の柱など、あらゆるところに取り付けられていました。川岸にはもっと大きなポスターボードもありました。町中がポスターだらけになって、選挙なんだなあという感じがします。選挙カーみたいなうるさい選挙運動は特に見当たりませんでした。AfDの青色のポスターは大体一番上だそうで、なんでも下の方に取り付けると勝手に壊されちゃうんだとか。。。

f:id:eulechang:20171026061004j:plain

f:id:eulechang:20171026061021j:plain

CDUがUni Platzで大会を開き、メルケル首相もやってくるというので、冷やかしに見てきました。広場がいっぱいになるほど人が集まっていました。ビールやらソーセージの屋台も出てました。ビール片手に政治談議というのも悪くないですね。写真では見えませんが、前の方は関係者(?)が椅子を並べてずらっと座っています。メルケル首相が見えているのは中継のスクリーンで、肝心のご本人の姿は聴取が掲げた黒い横断幕で隠れています。日本の選挙戦でも、最近は演説中にネガティブなメッセージのプラカードを掲げるようになったようですが、こちらはもっと多いです。40分ほどの演説でしたが、ドイツ語はほとんど意味わからなかったものの、雇用・社会保障・教育の問題に時間をよく割いていたようです。スピーチ後にトマトを投げつけられたようで、ニュースになりました。

www.rnz.de

 

f:id:eulechang:20171026061532j:plain

投票率は76.2%で関心は高かったようです。研究室の学生たちも選挙のことはいろいろと興味を持っているようでしたが、どうせCDUとSPDが連立するのよと、どこか冷めているようでもありました。

 

日本の衆議院選挙もありましたが、在外選挙人証までは手に入れたものの、いろいろと予定の調整がつかず、投票までたどり着けませんでした。。。残念。フランクフルト総領事館まで行けばよいかと思っていたのですが、予定に変更があって。。。こんなことなら郵送で投票用紙を頼んでおけばよかったですかね。次回の参議院選挙こそは。。。

河野外相がインターネットを利用した投票の検討を指示したとのことですから、早くそうなってくれないかなあ。

在外投票その2 | 衆議院議員 河野太郎公式サイト

 

ハイデルベルク―フランクフルト空港間の公共交通機関をつかった移動 (ÖPNV zwischen Heidelberg und Frankfurt Flughafen)

どれも一時間ちょっとかかりますが、行き方はいろいろです。

 

・FlixBus

ミュンヘン発の新興の高速バス会社で、いまやヨーロッパ中に路線を張り巡らしています。なんといっても安い!価格設定や路線設定だけは本社がやって、あとの運行は地元の会社に任せるというビジネスモデルです。

1.購入

FlixBus → Günstig mit dem Fernbus reisen

のウェブサイトで、Frankfurt Flughafen、 Heidelberg Hbfと選び、日時を設定すればすぐに検索でき、インターネット上でチケットを購入できます。英語のページもあります。Directと書いてありますが、直行便という意味ではなく、バスの乗り換えはしなくてもよいよということです。実際は、もっと長い距離の路線バスの一部区間に乗車することになります。このあたりが安値でバスを提供できるミソです。ハイデルベルクーフランクフルト空港間でも、マンハイムを経由する便(所要時間1:20)と、しない便(1:05)があります。

出発日が近づいてくるとだんだん値段が高くなりますが(最高で片道一人17.9ユーロ)、一、二週間前に予約すると片道一人6ユーロからチケットは取れます。預ける荷物は一人当たり1つまでですので、二つ以上ある場合は一つあたり2ユーロの追加料金です。現地でドライバーから購入することもできます。満杯の場合はお断りするらしいですが、まあ、ほとんどそういうことはないでしょう。車内はトイレ付きで、飲み物も購入することができます。無料のWi-Fiもついてます。

クレジットカードやPaypalなどで支払うと、支払手数料として、2%相当の金額が取られました。銀行即時振り込み(sofort überweisung)やECカードを使用すると、この手数料はかかりません。なお、僕のクレジットカードは3Dセキュアといって、パスワードを入力することで本人認証するサービスをつけているのですが、このサイトがそれに対応していないためか(一回ほかのページに飛ばす必要がある)、クレジットカード番号を入力してもエラーになってなかなか購入できず、結局Paypal経由で購入しました。Paypalは便利でよいのですが、為替レートが悪めに(手数料多めに)設定されていることが多いので、現地通貨(ユーロ)での支払いが安く上がるようです。購入確認画面の前に、小さい文字で通貨変更オプションが示されていますのでお見逃しなく。

2.支度

荷物タグのPDFが付いてますので、印刷して荷物に張り付けるように言われますが、実際のところやっている人は半分ぐらいといったところでしょうか。あれば安心、なくても大丈夫程度です。

チケットのバーコードは重要ですので、印刷するか、スマホ画面ですぐ表示できるようにしておきます。FlixBusのアプリもあります。

子供の場合、チャイルドシートは自分で持っていく必要があります。ということで、そのまま飛行機に乗る場合は飛行機に積むか捨てるかになります。まあ、座っといてもよさそうですが。ベビーカーは荷物室に入れることができます。事前に問い合わせるように言われていますが、まあ、大体は何とかなるでしょう。

3.乗車

15分前に乗り場に着くように言われます。乗り場の場所は変わることもあるので事前に要確認です。ハイデルベルク駅はマクドナルドの前あたりです。携帯番号を登録しておくと、遅延がある場合はSMSでメッセージを送ってくれます。遅延情報はFlixBusのWebサイトやアプリでも確認できます。

バス停の看板が1個のところに、FlixBusのロゴが書いてあるバスがひっきりなしに到着しますし、大勢の人が待っています。チケットに”110 Direction Osnabrück”などと、バスの番号と、行き先が書いてありますので、それと同じバスを探します。バスの正面に電光掲示板で表示されているバスもありますが、バスによってはA4の紙一枚だったり、バスが停車してから運転手が叫ぶ場合もあります。同じ番号でも行き先が反対側の場合もありますので要注意。バスが来るたびに行き先を確認しに見に行かないといけないので、それなりに労力がかかります。

ほとんどの場合、運転手一人がすべての対応をこなします。ドアが開いたら、バーコードを見せて、荷物を貨物室で自分で積んで、乗車します。指定席ではありませんが、座席分以上はチケットを売らないことになっています。バーコードを見せるのに列があるわけでもなく、人が運転手にどっと押し寄せます。

※2018年現在、バス停はEppelheimer str.に変更されています。また、デジタル看板が一つ設置されていて、どのバスが何分遅れるかなどの情報が表示されるようになりました。

4.降車

降りるだけです。特にチェックはありませんので、寝過ごしには要注意です。自分で荷物を出します。これもお忘れなく。この時の空港でのおりばは第1ターミナルと第2ターミナルの間でした。どちらにいくにしてもまあまあ歩きます。

---------------------

その他

・変更・キャンセルは1ユーロ取られるらしいです。やってないのでわかりませんが。

・時間に余裕を持つべし。

3回乗りましたが、時間通りに来たのは1回だけで、それも発車は15分ほど遅れました。路線バスで後の方はどうしても遅れますので、1時間程度の余裕は見た方がよさそうです。ハイデルベルクで言うと、フライトの出発時間4時間前ぐらいのバスには乗った方がよいではないでしょうか。道路事情というよりは、バスの運行時間に運転手のチェックイン時間などが含まれていないので、どこかの駅で人がドカッと乗ると遅れます。

・バスはいろいろ

急成長中の会社のため、いろいろ設備が追い付いていないです。緑に塗っただけで、FlixBusのロゴすらないバスもありましたし。。。Wi-Fiもついてないバスがありました。運転手がスマホ端末でバーコードを読み取りますが、機械が壊れて使えてないこともありました。そうなるとバスがどこまで進んだかがわからないので、30分遅れていても遅延情報にアップデートされず、フライトのことを気にしていらいらしながらバス停で待つことになります。チケットはあってるはずなのにバーコードチェックがパスしないとか、チケット買ったのに空席がなくて乗れない(!? まだ群がっている乗客をしり目にバスが発車していった。。。)とか、いろいろトラブルもありそうです。我先にぜひ座席を確保してください。

・Bプランを持つべし

ということですから、バスに乗れなくてフライト逃すのは大変なので、電車の時間も調べといて、どうしてもバスが来ないようなら電車に乗り換えるつもりでいるぐらいがいいと思います。まあ、電車も遅れますが。空港発、ハイデルベルク行きも同じですから、長時間のフライトの後でも体力が残っている人向けのオプションです。風吹きすさぶ屋外の待合室でバスを一つずつチェックするのは根気がいります。

 

・乗り合いタクシー

TLSが有名です。町中でも車を見かけます。Heidelbergだと片道、一人38ユーロ、二人72ユーロ、3人90ユーロです。近隣のMannheimなど様々な街にも対応です。Shuttle transfer(乗り合いのタクシー)だけでなく、貸し切りになるIndividual transferもあり、そちらは別料金です。オンラインで予約できます。家の前まで来てくれます。クレジットカード支払いにも対応しています。子供が乗ることを伝えておくと、チャイルドシートも持ってきてくれます。

Reliable Airport Transfer to Frankfurt – TLS

空港発の場合は、降り口でTLSの集合場所があり、そこから順に案内してくれます。

 

・バス

Lufthansaが大体90分おきにバスを走らせています。一人片道24ユーロの様です。オンラインで予約でき、ハイデルベルクでのバス停はCrowne Plaza Heidelberg City Centreだそうです。直前でもチケットが取れそうです。使ったことがないので何とも言えませんが。。。

FAS

 

・電車

Cheap Train Tickets | Timetables for Germany & Europe - Deutsche Bahn

から電車の時間が調べられます。Frankfurt Flughafen、 Heidelberg Hbf間です。おおむね、フランクフルト中央駅経由(1:30程度)か、マンハイム中央駅経由(1:10程度)かになると思います。正規運賃は前者が23.5ユーロで、後者が25.5ユーロぐらいです。事前に購入するば、もう少しは安くなります。正規運賃でよい場合は、当日駅で購入するのがよいと思います。Heidelbergを入力してから、Hbf(中央駅)を選びます。

 

なお、一部のフライトのチケット購入時に、Rail&Flyを指定すると、電車が追加料金なしで乗れます。

JALのWebサイトの場合は、行き先にフランクフルト(ドイツ鉄道含む)を選びます
詳細は下記にありますが、行先の指定や、チケットの印刷などは出発三日前からできるようになります。
http://www.jal.co.jp/inter/option/db/

ANAのWebサイトの場合は、行先にドイツ鉄道駅を選び、それで、フランクフルト発着のフライトを選びます。
https://www.ana.co.jp/wws/de/j/asw_common/book-plan/fare/international/db_pass/
のRail&Flyサービスになります。
これも同じで、チケットは出発三日前から印刷できるようになります。

Lufthansaの場合も買い物かごのところでRail&Fly乗車券を購入するところがありますが、一人片道33ユーロ取られるので、Heidelbergへ行く場合はこれを使わないで直接駅で購入した方が安いです。また、5歳以下の子供の場合も電車は本来無料ですが、一緒に航空券を購入すると、乗車券も購入させられる可能性がありますので要注意です。
他の旅行会社などを通して航空券を購入する場合は、上記のサービスが利用できない場合もあるようです。

 

パレルモ(Palermo) その4

・4日目

今度こそ遅れまいと、朝からパラティーナ礼拝堂(Cappella Palatina)へ。午前中はガラガラでした。

f:id:eulechang:20171016040820j:plain

f:id:eulechang:20171016051047j:plain

どこまでも細かい模様の連続で、なんだかフラクタルを見ているかのようです。

ノルマンニ宮殿(Palazzo dei Normanni)には、この礼拝堂以外にもいろいろ部屋がありまして、中国人の部屋(Sala Cinese)には、顔は異国の人なのに格好だけが中国人の絵なんかが飾ってあります。まあ、礼拝堂が一番の見どころではありますが。

https://it.wikipedia.org/wiki/File:Sala_cinese.JPG

外へ出ると、何やら怪しい人影。特に用もないのに、観光客を品定めしているようなイタリア人が十数人うろうろしていました。スリのスポットかもしれません。王宮からてくてく歩いて、バッラロ市場(Mercato Ballaro)へ。道中は蚤の市も開催されていましたが、ほとんどのガラクタはまるでゴミの様でして、、、ドイツとはだいぶ趣が違うようです。

バッラロ市場は活気がある市場で、肉魚から、胡散臭いグッチのカバンまでなんでも売っているところでした。お土産のカンノーリのマグネットやらオリーブオイルなどをいくつか購入。屋台に囲まれているカルミネ教会(Chiesa del Carmine Maggiore)にも足を踏み入れてみましたが、彫刻結構すごかったです。こういうのがゴロゴロしてるのか。。。すごいなあ。。。

f:id:eulechang:20171017051718j:plain

 さあ帰ろうと、来たバスに飛び乗ってパレルモ中央駅に着きましたが、そこからちょうどよいバスがない様子。そもそもバスの切符を売店で買おうとしたら、今日は日曜日だか、祭日だかで切符はいらないよとか言ってましたが、本当ですかね?タクシーを捕まえようとするも、タクシーもあまりなく。。。駅の反対側の出口までいってようやく一台捕まえましたが、日曜日だから15ユーロな、と理屈があってるようなあってないような。。。まあ、そういう日もあるということで。タクシーでメーターをまじめに回したことって結局ほとんどなかったような。。。

 

旅の最後は、もう一度Mondelloビーチで海を堪能。ドイツに帰ったら海見れないからなあ。。。今度こそちゃんとパラソルを借りて、しっかり楽しみました。イケメンも美女も見納めです。サマータイムでさばを読んでいるせいもあるのかもしれませんが、午後はそれなりに涼しく、常夏のリゾートはちょっと違う雰囲気に。

f:id:eulechang:20171017060308j:plain

夕食はホテル近くの

Klikó Ristorantino

というシチリア料理店にて。可も不可もないような素朴な味でした。レストランで食べる味というよりは、家庭料理!?というか、これがシチリア料理?

食後、プラプラ歩いていると、マッシモ劇場(Teatro Massimo)界隈のマクエダ通り(Via Maqueda)が歩行者天国になっていました。毎週日曜日はこうなっているのでしょうか?露店も結構出ていて、いい散歩になりました。

f:id:eulechang:20171017061049j:plain陽も沈んだ後も散策していると、シチリア州立考古学博物館界隈にたどり着きます。このあたりはバーやら飲食店も多く、結構雰囲気がいい感じ。こういうところでご飯食べたかったなぁ。。。今度こそ最後と、

Ristopizza Kebab Ego Prisinza Giuseppe

というケバブ屋さんでスイカのギザギザ(短冊みたいに切ってあと、スイカをひと切れずつ横にずらして、ギザギザになるようにしたフルーツカット)を頼んでデザート。Limoncelloも飲んでみようと頼みましたが、ストレートで来て、とても飲めたものじゃなかった…ソーダ水で割ってくださいと頼むと、店員がにやにやしてました。現地の人はストレートで飲むようですが。。。

 

・5日目

早朝のバスをポリテアーマ劇場から乗り空港へ。時刻は毎時15分と45分発のようです。時刻表はネットにもありますが、バス停でも確認できます。バス停の場所は降りるところ違いますので、事前に確認が必要です。帰りのEW1893便はパレルモ8:40発、ミュンヘン10:45着。6:45分のバスで、7:20頃に着きましたが、空港内はガラガラでまだまだ時間に余裕がありました。機内のサンドイッチは食べたことのないような味。。。どうやったらこんな変な味になるんだ。。。まずいの一歩手前でした。

ミュンヘンで妻の友人にあったりとちょっとブラブラして、中央駅からICE 592に乗ってマンハイム経由でハイデルベルクに帰りました。ミュンヘン始発だったので、こちらも難なく座席をゲット。来た電車に乗れるのはユーレイルパスのいいところですね。

 

-------------------------

イタリアの歴史的な建物も素晴らしかったですが、やっぱり一番の思い出はイタリア人でしょうか。情熱的というか、人懐っこいというか、それが印象深かったです。レストラン前でうろちょろしていると、言葉巧みに勧誘してきます。こういうのはドイツではまずありませんから、ちょっと新鮮です。一方でパレルモの特徴かもしれませんが、いろんな場所がごみごみしていますから、少しは身構えた方がよさそうです。グラーツィエ、プレーゴなどと、英語で言う「ae」の口しながら音を延ばすのがイタリア語の特徴ですが、ドイツに帰るころにはすっかりなじんでしまいました。

 

おわり

グループランチ その4

「今週は息子が誕生日なんだ。親戚も来て一緒にお祝いするんだ。」

「何歳だっけ?」

「もう5歳。ケーキはトランスフォーマーのダイナソーでつくってほしいって言ってたな。」

「えっー、どうすんの?おもちゃでもケーキの上に置いとくか?簡単には描けないよね。。。」

「さぁ、、、ケーキは妻が手作りするんだけど、大丈夫って言ってた。どうするんだろ?」

「うちの子供の誕生日の時も、アンパンマンが好きだって言ったら、アンパンマンの貯金箱が載ったケーキを親戚が作ってくれたなぁ」

「俺なら、Transformers Dinosaurって文字をケーキに描くな。」

「そりゃないよー(笑)。」

「プレゼントはもう買ったの?」

「こっちからプレゼント、あっちからもプレゼントでもういっぱいだから、俺は大体買わなくても気づかれないね。」

「大体最近の子供はプレゼントもらいすぎだよ!あたしが小さいときはそんなになかった!」

「誕生日でももらって、クリスマスでももらうからね。」

「まだサンタクロース信じてるの?」

「上の娘は疑い始めたかな。最近なんかそういう質問してくる。」

「私はそうやって子供だますのあんまり好きじゃないなあ。」

「俺だってそんなに好きじゃないさ。でも周りがもうプレゼント買って準備してるんだから、やめるにやめれないよ。」

「でも、ほしいもの買ってもらうのってなんか夢ないよねー。ほかの人が自分のことを一生懸命考えてプレゼントを買ってくれる方がうれしい。」

「確かに。ええっ、コレうれしい!っていう驚きがあるよねー。」

「街の中歩いてても、あっ、これあの人が喜びそうーという発見もなんかうれしいし。」

「大人になったらね。子供の間はまだまだほしいものがいっぱいあるみたいだよ。」

「まぁ、もらってうれしいものが来るとも限らないしね。というか小さい頃はほとんど来なかったな。。。特におばあちゃんからは。」

「そういえば一回、太鼓をもらったことがあったな。すげー立派な太鼓。3歳児に太鼓だぞ?渡したらどうなるか全くわかってないっていうか。。。」

「その人、きっと君のことが嫌いだったんだよ。」

「やっぱり?」

「私のおばあちゃんは本当に怖い人だったなあ。一回、言うこと聞かないときがあって、そしたらおばあちゃんが袋を取り出して、私のものをその中に入れたの。」

「捨てるぞーって脅かしたの?」

「ううん。そのままオーブンに入れて燃やした。。。」

「本当に?冗談とかじゃなくて?」

「本当に。それ以降私はお利口さんでいい子になったよ。」

「。。。」

保育園・幼稚園探し Suche nach Kita, Krippe, Kindergarten

保活なんて日本だけかと思ってたのですが、ドイツでもなかなか事情は厳しかったです。

経験や聞いた話からの推測にはなりますが、保育園(Kita, Kindertagesstätte)、幼稚園(Kiga, Kindergarten)の側から見た入所者探し。ドイツでは、誰の入所、入園を認めるかどうかの判断は、それぞれの施設の判断にゆだねられています。日本のようにお上が振り分けるということはありません。

 

1.すでに預かっている子供の兄弟姉妹

 説明も省けるし、お互いわかっているからトラブルも少ないし、楽。親御さんにとっても送り迎えが一か所で済んで楽。

 

2.すでに預かっている子供の親の友達・知人の子供

 手紙送ったりいろいろしなくていい意味で楽。知人から情報がいろいろいっているだろうから、誤解が少なくてよい。親御さんも知人から情報が聞けるので安心。

 うちもママ友伝いに空きが出た情報をもらい、見学しに行ったことがありました。

 

3.最近問い合わせてくれた人の子ども

 昔問い合わせてくれた人に比べ、いちいち「もうほかに保育所見つかりました?」なんて無駄な連絡しなくていいから楽。何回も問い合わせてくれた人はきっと本当に来てくれるだろうから、労力使って説明した挙句に、やっぱり来ませんとかがなくて効率的。

「空いたら連絡するよー」と言われてしばらく音沙汰がなくても、もう一回こちらから連絡してみると、「今ちょうど空いてますよー」なんてザラです。うちの子が通った保育園もそんな感じでした。

 

4.ウェイティングリストに載っている人の子供

 まぁ、仕方がないから手間暇かけるかぁ、的な存在のウェイティングリスト。順番に一人ずつ連絡しなきゃいけないし、アポ取って説明して、それでも来てくれるかどうかわからないから面倒。。。

 

5.ハイデルベルグ市が提供しているポータルサイト、Meinkind.deから登録してくる人の子供

MeinKind - Kita-Suchmaschine - Heidelberg

 お上からこれはやれって言われてるし、どうしても1.~4.の入園希望者がいないときはここから探すか。

 

といった感じだと思います。全部の施設が当てはまることもないでしょうが、そんなに実情と離れてもいないと思います。特に、ポータルサイトMeinkind.deは、保育園の候補を探すのにはよいですが、申し込みにはほとんど使えません。施設側の担当者はそんなに頻繁にサイトをチェックしていないようですし(入園の申し込みが読まれたのGelesenに代わるまで一か月かかるのもざらです)、「Warteliste」のステイタスに変更してくれるかどうかも施設によります。空と書いてあっても、もう空じゃなかったり、いっぱいと書いてあっても空きがあったりと、なにしろ施設側にとって、個々の情報を更新する作業はあまり優先順位が高くないようです。もちろん、一部の施設はきちんと対応してくれますが、あまりあてにしない方がよさそうです。

また、空きの有無にかかわらず、定期的に説明会を開いている施設もあります。一方、そういうのがなく、すべて個別に見学をさせるところもあります。

では、どう探せばよいかといいのか?一概には何とも言えないですが、、、

0.本当に通えそうなところをまず選ぶ。

日本みたく、ルールが厳しくありませんので(先着優先とか、厳正に審査とか)、よっぽどのことがない限り、現実的に通える範囲にある6-7件の中から、しつこく頑張っているうちにどこか見つかります。

1.訪問、電話、メール

ドイツ語がそんなにできなくても、ある程度文章を準備していけば意図は伝わります。ウェイティングリストがあって、上から順番に処理してることはそんなにないみたいですから、頻繁に問い合わせて、空きがあるかどうか訪ねましょう。待っててもあんまりいいことないです。インターネット上の情報はそんなにあてになりません。

2.情報網を広げる

まあ、いろいろ付き合いが大変なのでしょうが、ハイデルベルク補習校に参加して、ママ友つながりを持っておくことは大切です。子持ちの同僚に聞いてみるのも参考になります。「今度保育園変わることになったから、元のところで空きが出るわ」なんていう情報もあるかもしれません。

3.早めから予約する?

ドイツ人たちもやってはいますが、一年前から登録して、いま順番が来ましたのでどうぞみたいな話はそんなに聞きませんので、おまじないみたいなものです。先に一応申し込んでおいても、後から来たほかの人が空をゲットするのもよくある話です。

 

保育園の代わりに、Tagesmutterというのもあり、ドイツ人の隣人夫婦もそれを利用しています。保母さんが在宅で少人数の子供を面倒を見ているので、そこに子供を預ける仕組みです。下記のポータルサイトからも探せます。そんな見ず知らずの人に、、、というのもわかりますが、保育園の保母さんだって、子供が多すぎてあまり子供をちゃんと見てないところもありますから、どっちもどっちといったところではないでしょうか。

MeinKind - Kita-Suchmaschine - Heidelberg

 

-----------------

実際の体験

保育園編

0.渡欧する前に大学の担当者に問い合わせるも、空きはないと一蹴。

1.近所の保育園に行って、名前と連絡先を書いてウェイティングリストに乗っけてもらうも音沙汰なし。

2.知人の紹介で見学しに行くも、高すぎて通えず。

3.近所の保育施設、3つぐらいMeinKindから申請するもウェイティングリストか音沙汰なし。

4.もう一回大学の担当者に問い合わせると、空きがあるとのことで、半年間大学の保育施設に通わせる。

 

幼稚園編

1.一年前から近所の幼稚園数軒にMeinKindから申請する。説明会に呼ばれることもあるが、空きがあるとの連絡はない。あせるので少し遠くの幼稚園も登録するが状況は相変わらず。実際に訪問して空き状況を聞いてみたりもしたが、、、

2.幼稚園に通う五か月前ぐらいになって、ようやく1件から空きがあるけど、説明を聞きに来ないかとの電話。なんでも通うまでにはもう移転することが決まっていて、さらに補助金の状況によっては将来的に閉鎖に追い込まれるかもとのこと。。。まぁないよりは良いだろうと、とりあえずここを押さえる。

3.通う2か月前ぐらいになって、近所の幼稚園から空きが出たけど来るかと連絡。行きますと返事し、2.の幼稚園に断りを入れ、入園前の説明会にも参加。

4.いよいよこれで決まりそうだけど、もう一回!ということで、今までためだと言われていたところに連絡をもう一度とると、こちらも空きが出たとの連絡。4.には初めての見学へ。3.か4.か迷ったが、8時間預かってくれて、昼食も出る4.の方を選択。3.の方のお年を召した保母さんはよさそうな方で未練も少しあるが、こちらは14:00までなので、残念ながら。。。ということで、4.に入園を決定。

5.以前断られた幼稚園から電話が来て、「今なら空いてますけど!」との連絡。こちらはちょっと遠いので、お断りの連絡。

 

幼稚園が合わなくて転園という話も聞くので、とりあえずは合うかどうか様子見です。

heidelberg.de - Betreuungseinrichtungen nach Stadtteilen

ハイデルベルグ市の情報によると、3歳以下の子供の51.3%人分の保育園が確保されており、3歳以上は全員に幼稚園のポジションが与えられているそうです。必ずどこかは見つかるようになっているそうです。

パレルモ(Palermo) その3

・ロザリア祭り

バスで行こうとするも、あまりバスは来ない。タクシーを拾って町の中心に運んでもらいますが、中心部は車が入れないようになっていました。タクシーから降りたところでなんだか下の方から煙がもくもく。Vucciria市場に出たようです。おいしそうな屋台のにおいがあたりに充満しています。台湾の夜市を思い出しますが、こちらは古びた建物が多く、落書きも多いのでスラム的な感じです。

http://www.cittametropolitana.pa.it/turismo/cultura_e_tradizioni/00007695_Vucciria.html

 階段を下りて市場に入り、串焼きやら、タコの水煮やらをいろいろ注文します。お供はイタリアビールMoretti。ほかにも貝類とかいろいろ珍しいものも売ってましたが、お腹壊すといけないので、ちょっと我慢。

f:id:eulechang:20170831140605j:plain

Vitt. Emanuele大通りはイルミネーションが施され、きれいと言えばきれいですが、神戸ルミナリエの足元にも及びません。

 

f:id:eulechang:20170831141029j:plain

  

///SICILIA CLUB/// シチリア最新ニュース パレルモPalermoの聖ロザリア祭

22:00ぐらいに山車が出るとのことですが、待てど暮らせどやってきません。そして誰に聞いても、いつ始まるのかわからない。。。暇を持て余してあたりを散策しますが、それも一周して飽きたころ、ようやく歓声が聞こえ始めました。

f:id:eulechang:20170906144830j:plain

通りの真ん中、 Quattro Canti(クアットロ・カンティ)に山車(写真中央の船のようなもの)が着いたのは23:30過ぎ。案外しょぼい。日本の祭りのお神輿の方がたぶん迫力ありますね。。。そこから壇上で挨拶があり、そしてクレーンでつりさげられた人たちがサーカスのショーを見せてくれました。ショーが終わると再び山車が練り歩き始めます。さすがにこれ以上付き合うのは子供がかわいそうなので、タクシー拾ってホテルに帰ってすぐに寝ました。メーターを回すことはなく、10ユーロね、と乗る前に話をつけました。

夜中の1時過ぎ(?)に花火があがって起こされましたが、海の疲れもあり、起き上がってみる気にはなりませんでした。。。しかしなんというか、たいした屋台があるわけでもなく、みんなひたすら山車が来るまで歩き回るか、喫茶店・バーでいっぱい飲んで待つかという感じで。。。ドイツの祭りの的屋に慣れてしまっていると、ちょっと手持無沙汰という感じですね。

 

・三日目

f:id:eulechang:20170906150411j:plain

Grand Hotel Et des Palmes - OFFICIAL SITE - Luxury hotel Palermo のなかなか豪華な部屋でのお食事。Cannolo (カンノーロ)の筒が置いてあって、自分でフレッシュにクリームを詰めて食べました。なんだかんだ言って素朴においしい味。毎日一個のカンノーロ。

この日は市内観光。ローマ通(Via Roma)をスタスタ歩いて市内へ向かう。祭日でお店は開いたり閉まったり。空いているお店も午前までなどと貼り紙してあったりします。Vitt. Emanuele大通りに出て曲がりますが、いかにも祭りの後という感じで雰囲気がちょっと閑散としています。

f:id:eulechang:20170908151710j:plain

f:id:eulechang:20170908151851j:plain

ふらっと入ったのは(有料ですが)、Santissimo Salvatore教会。壁一面の細かい彫刻で圧倒される。江戸時代初期の1682年に作られたらしく、新しめ(wikipedia情報)。ガイドブックには載ってないぐらいの教会で、人はまばらというか、誰もいなかったです。これぐらいの教会はあちこちに転がっているということでしょうか。イタリアすごいですね。。。

Chiesa del Santissimo Salvatore (Palermo) - Wikipedia

f:id:eulechang:20170908152436j:plain

 

さらに歩を進めてカテドラーレ(Cattedrale)へ。ここはミサ中(説教中)ということもあって、すっと出る。さあ、メインのパラティーナ礼拝堂を見に行くぞと意気込むも、なんとこの日は祭日のため午前中のみで12:15までの入場。。。道草食いすぎて五分前ぐらい入場は終わったらしい。。。ぐぐぐ。やることもなくなり、バスに乗って適当にぶらついて、子供が昼寝したころにホテルへ戻りました。バスもあまりわかりやすくないので、どこに連れていかれるのやらといろいろびくびくします。寝た子供を妻に預けて一人で散策。ホテルの近くの海でも見に行こうかと思いましたが、港になっていて貨物が出たり入ったりで近づけません。ワインでも買いに行こうかと思いましたが、午前中ですでに営業終了。ほぼ無収穫でした。。。なお、大通りのお店はまだ大体開いてました。シエスタやってないところも多かったです。イタリアブランドのLuisa Spagnoliとか、だいぶ目が覚めるような服売ってました。ドレスを選びにくる女性が多かったです。こっちは短パンにリュックサックにサンダルというたたずまいですが。。。

Luisa Spagnoli - Official Website

 

夕方になり、ホテル近くのワイン屋さん(兼Bar)もようやく開店。

Premiata Enoteca Butticè Palermo - Vendita vini

ご主人にお土産に適したシチリアワインを紹介してくださいなということで、

Feudo MontoniのPerricone del Coreという赤ワインと

Perricone: del Core | Feudo Montoni

と、

Cantine ColosiのPassito Terre Sicilianeというロゼワインを購入しました。こちらはデザートワインです。

Passito IGP - Terre Siciliane | Cantine Colosi

帰ってから開けてみると、どちらもエキゾチックな香りがして、ドイツにありふれているワインとはひと味もふた味も違う感じがして、確かにお土産にはもってこいでした。おじさん、さすがです。

 

気を取り直して、明日はちゃんと満喫しようなんて言いながら、夕食は香港酒楼にて。ちゃんとしたそこそこの中華屋さんでした。それでもハイデルベルクよりはだいぶおいしいですが。。。

Ristorante Cinese Hong Kong, Palermo - Restaurant Reviews, Phone Number & Photos - TripAdvisor

 

つづく