お祭り(Part 2)
お祭り行きまくっています。
・Worms Backfischfest 8月27日-9月4日
最寄りのWorms駅からは臨時バスが出ているのでそれが便利です。とことこ歩いたら結構遠かった。
ちなみにHeidelbergからは日曜日限定で船も出ているようです。3時間以上かかりますが、ちょっと楽しそう。
Wikipediaはこちら。
移動遊園地はいっぱい出ていましたが、特に魚がどうのこうのということもなく。。。特にすごい特色もなく。。。まあ、一般的な地方の祭りというところでしょうか。
・Hirschhorn (Neckar) Ritterfest 9月3日、4日
CG Hirschhorner Ritter e.V., Hirschhorn (Neckar) - Ritterfest
ネッカー川を少し上ったところの中世騎士の祭りです。入場料有。電車とバスを乗り継いでいきます。京都の時代祭のようなものでしょうか…。コスプレした人が古風な体験をさせてくれたり、いろんな古風なものを売っています。ドラクエの世界に迷い込んだ感じがして、結構素敵です。人力のメリーゴーランドもありました。いつかはコスプレして参加したいところですね。
こういう祭りは全国各地で結構開かれているらしく、専用のサイトもあるぐらいです。この祭りは漏れてましたが。
Herzlich willkommen auf mittelalterkalender.info -
・Neuenheim Fischfest 9月3日、4日
Stadtteilverein Neuenheim | Informationen
近所の祭りです。フリーマーケットがいっぱい出ていました。子供たちも自分のおもちゃをしぶしぶ売っていて、買わない方がいいんじゃないかと思うぐらいですが。息子は小学生高学年ぐらいの子にボールを握らされて、「これ、ほしいよね?」と聞かれて、「うん」と答えさせられました。。。あいつなかなか商売上手だな。
不動産屋のボブも、大家さんも店を出してました。ボブは「俺が店を出さないと、あのバーガー屋がやってきて店の目の前で肉を焼きあがるんだよ。」とぶつくさ言いながらワインを売ってました。地元の銀行もソーセージ焼いてました。こういう町内会的な雰囲気は結構好きです。
・Heidelberg Herbst 9月24日、25日
Heidelberger Herbst | Heidelberg Event
秋祭り。ハイデルベルクが一年の中で一番盛り上がる日だそうです。Wikipediaのドイツ語ページも出来てました。
Heidelberger Herbst – Wikipedia
Hauptstraßeが出店で埋め尽くされ、発酵しきっていないNeuer Weinも味わえますよ。チュロスが日本のと違ってふわっとしてておいしかったです。このお祭りもフリーマーケットがよく出ていました。Marktplatz周辺やUniversitätsplatz周辺ではライブが何か所も開かれています。Universitätsplatzでは中世コスプレ祭りもありました。夜にもなると人がいっぱいで簡単には前に進めないほどです。日曜日はEinkaufssonntagでもあり、全部じゃないですが、いくつかのお店は日曜日の午後も空いていたようです。
ちなみにNeuer WeinはFederweißerともいいます。スーパーでも冷蔵で売ってましたが、最初に買ったものはガスがほとんどなくってイマイチ。ボトルを見て、泡がよく上っているものを買いましょう。Kauflandで購入したものはおいしかったです。1ボトル3ユーロとかで安い!栓が完全ではないので、傾けるとワインがが出てきます。ご注意を。
・Mannheim Oktober Mess 9月24日-10月7日
Grossmarkt Mannheim - Veranstaltungen Maimess / Oktobermess
マンハイム駅からトラムで10分ほどのところです。Mannheim駅設立140周年を記念してのイベントも行われていて、古いトラムの車両が街中を走ってました。個人的にはこっちの方がワクワクしました。新しい車両はほとんど自動で運転しているようで、運転士は確認のボタンなどを押すだけです。信号、レールの切り替えなどもたまに手動でやってますが。この自動運転が荒い荒い。急発進、急停車がつきもので、大人でも倒れそうになるぐらいです。ドアのセンサーもよく故障になり、安全装置が付いているようで、ドアが閉まらないだけで進行できなくなり、乗客を全員おろしたりとかといろいろあります。それに比べると古い方は通常通り加速・減速を手動でやるので乗り心地はよかったです。
祭りの方は地域最大級とうたっているだけあって、いろんなアトラクションが充実していました。春のVolksfestとあまり変わり映えはしないですが。よく見るとWormsと書いてあるアトラクションもあり、そういえばBackfischfestでも見かけたようなものもありました。みんなあっちこっち移動してて大変ですね…。
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最近は飲んで騒ぐだけの祭りが多いのよと、Welcome centreのスタッフが言ってましたが、それにしても祭りが多いです。フリーマーケットが本当によくあり、なんでもそろうんじゃないかというぐらいです。インターネットがなかったころからこうやってやり取りして、文化になっているんだろうなと感じます。日本のリサイクルショップようなお店はあまり見かけません。謎のものばっかり売っているアンティーク屋さんはありますが。。。自転車ぐらい高価なものになると、中古のものが店頭にも出てきますが、普段のやりとりは人伝いのようです。古いものを大切にするという側面もありますが、人と人のやり取りを大事にしているというのもあるのでしょう。
野菜を買うにしろ、何を買うにしろ、最終的には人と人の付き合いです。ところが、グローバリズムの性質か、資本主義の性質かはわかりませんが、こういった概念はできるだけ人と人の付き合いを希薄化させる方向に動きます。人材市場と言われると、雇い主もその店員がいつか抜けることを頭に入れて動かないといけませんし、資本をもった新規参入組は、開かれた市場で競争して勝つことを目指します。ですが、人間本来の性質として、毎回違う新しい人と出会い、付き合うというのはやっぱりストレスじゃないかなと思います。まあ、いろんな人いますけど。同じ場所に行くのに、毎回Webで一番よい条件のホテルを探すよりは、できれば個人経営のホテルでスタッフと仲良くなって、子供が大きくなったわねえなんて言いながら、長いお付き合いをしたいなと、最近は思うようになりました。買い手と売り手が直接かかわりあうマーケットというのは、なんでもかんでもスーパーにするものじゃないですね。