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Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

コメルツ銀行口座開設・口座情報の変更(Ein Konto eröffnen, ändern)

まだ右も左もよくわからない頃に、マンハイムのGoethe Instituteでドイツ銀行(Deutsche Bank)の方が受付に来ていましたので流れのままに口座を開設しました。それはそれで大変助かったのですが、Aktivkontoという口座で毎月4.99ユーロの手数料がかかります。ちょっと高いなーと思っているところに、コメルツ銀行(Commerzbank)の「今なら手数料無料の口座(Kostenloses Girokonto)を開くと、150ユーロプレゼント!3月末まで期間限定!」という広告に心を動かされ、重い腰を上げることにしました。

 

1.口座の開設

手数料無料の口座はオンラインバンキングを始め、いろいろあるのは知っていましたが、オンラインバンキングは電話対応が中心らしく、トラブると面倒だなと思って敬遠していました。ドイツって、”一応可能”になってればいいだろみたいなことが多く、電話したら100分お待ちくださいとか、連絡したら7か月後に封書で返事が来るとか結構ザラです。電話回線が全国で一本しかなくても、メールの返信に一か月かかろうとも「問い合わせには電話・メールで対応しています!心配ご無用!」というのはウソにあたらないので、平気で言います。ちゃんとしているところはメールの自動返信に72時間以内に必ず返信します!とか書いてあったりします。今回はCommerzbank系のオンラインバンク"comdirect"ではなく、普通のコメルツ銀行の普通の口座のキャンペーンなので参加しようと思いました。

コメルツ銀行の無料口座自体は前からありましたが、毎月最低1200ユーロの入金がないといけないとか条件がありました(2017年4月現在)。大体はクリアーしそうですが、例えば海外学振とか(将来もしもらうことになれば)は3か月に一度の支給だし、条件が満たされるようにいちいち調整するのもめんどくさいなと思っていたところです。今回のキャンペーンの条件を見ると、

Leistungen Preis
Kontoführungsgebühr (monatlich)1 0,00 Euro
Mindesteingang entfällt bei Eröffnung in einer unserer Filialen
Ausführung von beleglosen Inlands- und SEPA-Überweisungen inklusive
Ausführung von beleghaften Inlands- und SEPA-Überweisungen 1,50 Euro pro Stück
Daueraufträge inklusive
Kostenlos Bargeld an 9.000 Geldautomaten der Cash Group2 inklusive
ec-Karte (Commerzbank Girocard) inklusive

1 Kostenlos nur bei privater Nutzung und belegloser Kontoführung, sonst 1,50 € je Inlands-/SEPA-Überweisung. Startguthaben 150 € erst nach 3-monatiger Kontonutzung (mind. 5 monatl. Buchungen über je 25 € oder mehr) und Kundenkompass-Beratungsgespräch nur, wenn seit 24 Monaten kein Konto bei der Commerzbank besteht.Angebot freibleibend, längstens bis 31.03.2017. Angebot gilt nicht für Mitarbeiter der Commerzbank.

 だそうです。手数料は毎月無料、毎月(?)の入金(Mindesteingang)は必要なさそう。銀行に行って振込用紙で振り込むのだけは有料で1.5ユーロだそうですが、今まで全部ネットでできましたので、おそらく大丈夫でしょう。25ユーロ以上の取引を、毎月5回以上、最初の3か月間に行うと口座を使っているとみなされ、150ユーロをプレゼントでくれるらしいです。口座を開くだけで150ユーロもらえるなんてなかなか日本じゃ信じられませんが、、、昨年末は確か200ユーロのキャンペーンもやってました。こちらは逃しましたが。

追記)4月19日現在だと、上記に加え、さらに通常年会費39.99ユーロのMasterCard Classicも無料でついてくるそうです。こっちの方がよりお得だったかも。まあ、ドイツ国内なら大体ECカードで事足りますが。

 

電話して予約を取るように広告では書いてありますが、電話はおっくうなので、近くのコメルツ銀行の店舗にアポなしで飛び込みました。

「予約ないけど、口座開きたいんですが、、、」

「そうねえ、もうちょっとしたら次のお客さんが来るけど、書類全部持ってる?なら、いまちゃっちゃっとやっちゃおうか」

ということで取り次いでくれました。ドイツ銀行に口座持ってるんだけど、広告見て乗り換えようかなと思いましてと、パスポート、滞在許可証、フンボルト財団の奨学金支給書を渡しました。どの国で課税されてるの?と聞くので、日本では課税されてないです。この金額の奨学金で研究用の場合はドイツでは非課税らしいですと答えましたが、すぐにはわからなかったようで同僚に確認をとってました。後で納税者番号教えてねというので、Persönliche Identifikationsnummerを後でメールしました。やれやれ、どこも口座を開くの大変になってきたなあ。30分ぐらいの手続きがあって、さあ帰れるぞと思ったところで、「Kundenkompass」という、ファイナンシャルアドバイス的な話もありました。150ユーロをもらうためにはこれが必要だったらしく、、、いろいろ大変。子供はお金がかかるからためなきゃだめよというのが結論じみたものですが、無い袖は振れないわけでして。。。最後に大きいファイルをくれて、契約書類とかを綴じて終了です。

「後日、顧客対応の調査があるかもしれません。なにかご不満の点はありませんでしたか?」

と最後に聞かれましたが、よっぽど評価に響くのですかね?基本はドイツ語でこなし、困ったときだけ英語に頼りました。丁寧に応対していただけたので、「問題ないですよ、とても満足しています」と答えました。オンラインバンキングは携帯電話のSMSを使ったワンタイムパスワード制(iTAN)のようです。携帯電話なくさないようにしないとなあ。。。ドイツ国内にいるときはこれで問題ないですが、日本に帰ったらトラブるかもなので(日本の携帯番号のSMSに、今のところ対応してないようです。)、Photo-Tanというスマホを使った認証に帰国前は替えようっと。

その後、一週間以内に、オンラインバンキング用のログインパスワード、オンラインバンキング用のログインID (Teilnehmernummer)、オンラインバンキング用のiTANの活性化コード、キャッシュカード(Girocard)用の暗証番号、キャッシュカードがすべて届きました。なかなか素早い。

オンラインバンキングは英語にも対応しており、特に難しいところはなかったです。キャッシュカード用の暗証番号はコメルツ銀行のATMで変更できます。出入金明細は、コメルツ銀行の機械で印刷できるようでA4サイズで出てきます。これもなかなか面倒で、定期的に印刷しないと、そのうち手数料を取られて家に郵送されるらしいです。オンラインバンキングのページでMein Postfachでオンライン明細に切り替えました。なお、入出金はCashグループのATM(Deutsche Bank, Postbankなど)で無料でできます。どこの町にも大体いいところにあるので、便利です。

 

2.口座情報の変更

口座が開設できたので、今度はあちこちにお知らせしないといけません。コメルツ銀行の方曰く、どうしてもというなら私どもももちろんお手伝いしますが、大概は皆さんでやられた方が早いですよとのこと。口座変更しなのでよろしく!みたいなテンプレートのお知らせも何枚かいただきましたが、今のところ使ってません。

 

受け取り

フンボルト財団にはメールで変更をお知らせしました。口座名義人、IBAN、BIC、銀行名があれば十分のようです。

子供手当(Kindergeld)はFamilienkasseにお手紙で口座情報変更をお知らせします。変更届(Veränderungsmitteilung)は下記からオンラインで入力、印刷できます。Kindergeld beantragen und Veränderungen mitteilen.を選んで、いくつかJaで進み、「Ich möchte Veränderungen in meinen persönlichen Verhältnissen mitteilen. 」を選んで、入力していきます。最後は印刷に加え、オンラインでの申請もできるようですが、ICチップによる認証か、パスワードなどによる本人認証が必要なので、面倒そうなので印刷かなあ。

https://www3.arbeitsagentur.de/web/content/DE/Formulare/Detail/index.htm?dfContentId=L6019022DSTBAI515647

書類のPDFファイルもあります。今回はこのPDFファイルに直接入力しました。Veränderungsmitteilung (KG45)です。

https://www3.arbeitsagentur.de/web/content/DE/Formulare/Detail/index.htm?dfContentId=L6019022DSTBAI516433

https://www3.arbeitsagentur.de/web/wcm/idc/groups/public/documents/webdatei/mdaw/mdc5/~edisp/l6019022dstbai378323.pdf?_ba.sid=L6019022DSTBAI378326

追記)数日して、署名が違いますのでもう一度やってくださいとのこと。漢字のサインか、アルファベットのサインか。。。あんまり使い分けない方がいいな。メールでの受け付けは署名したものをスキャンしてあるものに限るとの但し書きがあるので、

Familienkasse-Baden-Wuerttemberg-West.F12@arbeitsagentur.de

にその通りメール送信。返事は何も来ませんでしたが、新しい口座にちゃんと振り込まれました。

 

支払

忌まわしきO2は、オンライン上で口座情報を変更できました。こういうのだけは、、、全く。。。

電気はHeidelberg StadtwerkeのWebサイトから書類を落として郵送で送りました。

https://www.swhd.de/sepa-lastschrift

https://www.swhd.de/de/Dienstleistungen/Online-Kundenservice/Online-Kundenservices/Anmelden/Anmelden/SEPA-SWHD-E-1-R-2013-aktuell.pdf

Erteilung eines SEPA‑Lastschriftmandats für SEPA‑Basislastschriftenという書類です。こちらは対応が早く、変更受け付けましたとのお知らせがすぐに届きました。

保険の支払いはDaniel Weistの営業担当者にお知らせしました。

 

当分はこれで様子見です。トラブルなく移行できたようなら、ドイツ銀行に行って口座閉鎖の手続きをとります。それはまた次のお話

  

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手数料無料口座にしたもう一つの理由は、将来帰国したあとも、口座をしばらく置いとけるのかなという点です。帰国間際はいろいろ支払いもまだ残っているだろうし、かといって口座を置いとくと毎月手数料をひかれ続け、挙句の果てに手数料を請求されちゃいそう。ドイツの銀行は支払いにはとりあえず応じ、あとで利用者から金利も含めて取るシステムらしいです。さすが金貸し。それなりにお得になったかなとは思っていますが、渡欧当初に最初からでは難しかったと思います。こういうキャンペーンはずっとやっているわけではないですし、過去24か月以内にコメルツ銀行で口座を持っていた人は応募できないという但し書きもありました。かといって銀行口座を早く開かないと、いろんなところで支障をきたすし。とりあえずどこかで口座を開いといて、あとで事情が分かってきたらよさそうなところに乗り換えるのがよいではないでしょうか。まあ、しょせんはした金ですが。