Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

自転車(Fahrrad) (2)

・盗難 その1

友人から譲ってもらった自転車が盗まれました。自宅の前の駐輪場に停めていたのですが、日曜日の朝起きてみるとなくなってました。ワイヤータイプの鍵はかけていたと思うんですが、特にフェンスなどにつなぎ留めてはいませんでした。うむ。。。ボロそうに見えるから大丈夫かと思ったんですが。

 

・パンク修理その1

子供を載せて走る方の自転車の後輪の空気圧が低くなって、空気入れようと思ってた矢先にパンクしました。悔しいというか情けないというか。。。REWEで売ってるパンク修理セットを持参して

URRmEL - Universitäre Radreparatur mit Eigenleistung

に出かけました。

チューブを出して、穴を見つけて、やすりで削って、のりを塗って、ゴムパッチを貼るという手順ですが、穴が二つあったらしく、大きい方をふさぐのに苦戦。行けたと思って、元に戻してしばらく乗るとパッチのヘリから空気が漏れるの繰り返しで、最後はあきらめました。

URRmELには中古のチューブもたくさん置いてあって、ちょうどよいサイズのもので、穴がないものを見つけて、置き換えました。

 走る分には走るのですが、チェーンがよく外れるようになりました。後輪を戻すときに位置がずれたようで、その分チェーンにたるみができていたのが原因だったようです。奥が深い。

 

・パンク修理その2

一週間ぐらいそれで走ってたのですが、またパンク。URRmELにおいてある空気入れがDVタイプのバルブと会わなくて、空気圧が低かったことが原因かなあ。。。幼稚園の送迎に自転車は必須で、もう一台は盗まれちゃったのでなんとか直さなくてはいけません。中古部品はあきらめて、新品部品を交換することにしました。自転車屋で購入してもよかったのですが、通販が安そう。

 SCHWALBE No.17 Schlauch 28 online kaufen | fahrrad.de

SCHWALBE製の28インチのチューブが半額になっていて、1本3.99ユーロ。バルブのタイプも選べるようになっていて、日本と同じDVタイプにしましたが、ドイツでは自動車と同じAVタイプも結構あり、ガソリンスタンドで自転車の空気入れている人もまあまあ見かけます。空気入れも、ということで、Red Cycling Products製のものを13.99ユーロで購入。fahrrad.deと提携というか、プライベートブランドのようなものかもしれません。

Red Cycling Products Big Air Two Standpumpe online kaufen | fahrrad.de

20ユーロ以上で送料無料。Paybackポイントも貯まります。2、3日で配送されました。早い。

空気入れはAVタイプ仕様で届きましたが、空気入れるところのゴムの向きを変えてDVタイプ仕様になりました。やっぱりAVがデフォルトなのね。チューブもぴったり。先にホイールにバルブを固定してから空気を入れようとするとタイヤとホイールの間にチューブが挟まってしまいうまくいきません。そうか、あれはバルブを固定せずに、チューブに空気を入れてからナットを締めるのが正解だったのか、、、人生30年生きて、初めてバルブの根元のナットの意味を知りました。人生何でも自分でやってみるものですね。

全部元に戻して、指定された空気圧で入れてみると(空気圧が測れる空気入れ)、なんとタイヤに亀裂が入っていてチューブがもろ見えではありませんか。。。そりゃパンクもするわなあ。直す始めたら最後までということで、タイヤも通販で追加注文。これもRed Cycling Productsのものが安く、半額で9,99ユーロ。送料は一律の約3ユーロ。

Red Cycling Products 700 x 38c Reifen Reflex Pannenschutz online kaufen | fahrrad.de

これも2、3日で配送され、無事修理完了。めでたしめでたし。自転車屋で直すといくらしたんだろ、、、日本だとチューブ交換、タイヤ交換で4000円ぐらいでしょうか?

 

・盗難その2

直ってシメシメ。ところがある日、子供を幼稚園に送ってから自転車を大学に朝留めていたところ、夕方にはなくなりました。。。白昼堂々の犯行のようで、運が悪いというかなんというか。。。夏休みで人影が少ないのを狙われたようです。子供を載せる座席のクッションだけ破り捨てて置いてあるという、、、いったい何をしようとしたんだ?子供椅子も100ユーロぐらいするんだから、いらないならせめておいてけよ。。。

同僚に打ち明けると、やれ妹は大学を卒業するまでに自転車3回盗まれたとか(盗まれるたびにより高価で丈夫な鍵に買い替えていたらしい)、やれボスも自転車は無事だったけどパーツ盗まれたとか、いろいろ聞かされました。研究科のメーリングリストでも壊されたカギだけ捨ててあって、自転車丸ごと盗まれたとか、最近はラボにおいてあるノートパソコンや携帯電話が盗まれたとかありましたし、ハイデルベルクもずいぶん物騒になったのでしょうか。

意気消沈してたのですが、話はこれで終わらなくて、なんとキャンパスの近くに捨ててありました!探してみるものですね。かぎが壊せなくて、持ち去れなかったようです。タイヤはちょっと曲がるわ、スポークを折られるわ、変速機のカバーもはがれるわでいろいろ受難のようですが、なんとか走れる状態でした。ふう。300ユーロぐらいの出費も覚悟したのですが、見つかってよかったです。

 

ということで、

・自転車のパーツの購入はfahrrad.deが便利です。

・最近盗難が多いようですので、皆さん気を付けましょう。

教授たちは自分のオフィスがあるので、自転車をエレベータに乗せて、自分のオフィスまで運んでます。盗まれないためには早く教授になるしかないですな。。。ええっ、まあとりあえずはもっと丈夫な鍵買います。