Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

Stadtmobilでカーシェアリング(2)

いろいろあって、よく車を借りるようになりました。水とか重いですからね。

 

・こんな車もカーシェアリング

 フォードのフィエスタや、トヨタのヴィッツ(Yaris)が多いですが、ハイデルベルクでもどんどん車種が充実してきていろんな車に乗れるようになりました。

Fuhrpark - stadtmobil Rhein-Neckar (画像は左サイトより)

Toyot・アイゴ(Aygo )

日本では発売していないヨーロッパ仕様の車。運転してみると、視界といい座り心地といいなんかしっくりくるというか…欧州車にはない雰囲気がします。なんででしょうね…。

 

Mini Cooper

デザイン性が高い車で、車内もあっちこっちが丸いです。ハイソな車ですが、一時間2.88ユーロ(Mikro Tarif)+走行距離料金。小さい分(?)走りはパワフルでした。

 

Peugeot 207 CC

憧れのオープンカーも一時間2.88ユーロ(Mikro Tarif)+走行距離料金。子供は大はしゃぎ。僕も小はしゃぎ。秋口でしたので思った通り寒かったです。一応、緊急用座席(Notsitz)として後部座席が二つありますが、大人がまともに乗れるスペースではありません。ボタン一つで屋根が開閉してくれます。上が開いてるせいか、ドアは分厚いんですねえ。窓ガラスをピタッと合わせるためにいろいろ細かい操作が必要なんだなあとか、いろいろ構造上の勉強になって面白かったです。

 

Opel Zafira

ミニバンに属する車でしょうか。後部に補助席が2つついていて、最大で7人乗りです。荷物を運ぶのに便利です。こちらは1時間3.6ユーロ(Mikro Tarif)+走行距離料金。

他にもBMW 3erなどもありますから、いつか運転してみたいですね。運営側としては、様々な車種を用意して、デートなど様々なシーンに使ってもらいたいということでしょうかね。マイカーを手放して、カーシェアを含む公共交通手段で生きていくライフスタイルを推奨してる感じです。さすがに400万円を超す車(下記のBMW)を、一時間500円で貸してたら、元は取れない気がします。維持費もあるだろうし。

 

 

 

 ・車が動かない

Zafiraを借りたときの話。前に運転した人がバカ力(?)だったようで、走り始めるまで30分ぐらい悪戦苦闘しました。まず、ハンドルロックがかかっていて、エンジンがかかりませんでした。そうだと知っていたらいいのですが、何やら見慣れないICチップがカギについていて、車にもICチップを読み取る機械があって、このせいかなと迷いました。カスタマーセンターに連絡して、指示通りにキーを回しながら、結構な力でハンドルを回してようやくエンジン始動しました。

次に、サイドブレーキが下りない。通常の一本棒式ではなく、

Handbrake lever for Opel Zafira B 1.9 CDTI, 120 hp automatic, 2005 Price: € 14.06

珍しいタイプです。結局はしっかり握って、引き上げから降ろせばよいだけなのですが、握るところがプラスチックで、力を入れ過ぎたら割れるんじゃないかと心配。通行人にも助けを求めますが、多分これがサイドブレーキだと思うけど、俺もこれ以上力入れるのは怖いわー。と言われる始末。結局自分でやれということになりました。いろんな車種があるので、慣れないといろいろ困りますね。

 

・時間超過料金

車の始動に時間がかかってしまい、返却時間をオーバー。慌てていたために、携帯アプリで延長操作するのを忘れてました。翌月の請求書には、22分超過につき、Überziehungsgebührで罰金30ユーロ。機械判定だから厳しい!まあ、こっちが悪いのはその通りですが、ダメ元で、上記の事情をメールで説明したところ、罰金を15ユーロにまけてくれました。なんでも言ってみるものですね。

  

 ・車がない

車を駐車するところ(ステーション)は決まっているはずですが、専用の駐車場があるわけではなく、ステーション近くの道路に路駐することになっているところも多いです。ほとんどの場合はすぐに車が見つかりますが、Peugeot 207 CCを借りたときは、ステーションに行っても車が見当たりません。ステーションにあることになってるので、携帯Appで見てもそれ以上のことは書いてないし、あたりの路地をあちこち探しても見つかりません。仕方がないのでカスタマーサポートセンターに電話して聞いてみると、車はそこから歩いて5分ぐらいのところに泊めてあったそうです…ちゃんと元の場所に戻さんかゴラアッ!というか、GPSで場所を把握してるんだから、次に借りる人にもちゃんとそれを伝えれるようなシステムにしといてほしい。。。

 

 

・忘れ物

終了時間ギリギリになんとか返却地に到着。罰金とられたら大変と慌てて返却手続きを済ませて、車をロック。が、しばらくして、忘れ物が車内にあることを気づく。もう一度戻ってカードをかざすも、終了時間を過ぎているということで車が開かない。。。仕方なく、もう一回予約して、車を開けて忘れ物を取り出しました。30分単位で料金計算されるので、1ユーロちょっと取られましたが、まあ、これぐらいで済むならよしです。

 

 ・JoeCarの区域外駐車

返却場所が決まっている車のほかに、区域内なら自由に乗り捨てできるJoeCarというのもあります。自宅がある周辺は区域内で、近くにあるときは利用しているのですが、誤って区域外で駐車しているときに返却手続きをしてしまいました。するとすかさず「Sie parken außerhalb des Bediengebietes」というメールが届き、15ユーロの罰金ですよとの連絡です。すぐにはメールに気付かず、用事を済ませて、車を区域内に戻してから罰金のことを知りました。これもまあ、こちらの過失ですが、「すみません、誤って返却してしまいました」との旨をStadtmobilにメールで連絡したところ、こちらの善意により罰金を取り消しましたとの連絡。

die 15,00 Euro  für das Abstellen außerhalb des Bediengebietes haben wir aus Kulanz storniert. Somit wird die Buchung wird regulär berechnet.

 担当が融通が利く方で助かりました。