アルザス
・帰路
長く続いた旅行もいよいよ終わり。出発の朝、ホテルのすぐ裏のパティスリーで食料を買い込みます。
Pasticceria Tre Palme Medri Paolo
たくさんのカラフルなスイーツが小型にもなっていて、ショーウインドウもにぎやかです。朝から多くの人が並んで朝食を買いに来ている人気店でした。
帰りはスイス経由でMulhouse まで行って宿の予定。7時間ドライブの長丁場です。E35とイタリアをひたすら北上です。
スイスの国境まで行き、関門の様なサービスエリアに到着。行きのオーストリアの高速は10日間の乗り放題チケットがありましたが、スイスは年間パスしかないようで、お値段38ユーロ。国境くぐったら、早速たくさんの警官がクレジットカードの読み取り機をもって1台ずつチェックしていて、一台ともタダでは通さんぞという感じでした。スイスすげえ。。。なお、このパスは事前にドイツでネットでも買えるようです。ただ、車に貼っちゃわないといけないので、レンタカー使用者には厳しいシステムです。
Mit 3 Klicks zur richtigen Vignette – Vignettenfinder | ADAC Online-Shop
スイスに入ってからは湖の景観を楽しんでいましたが、ルツェルンぐらいになって土砂降りに。高速も渋滞になって、何一つ楽しみがない感じに。。。しまいにはインターネットも止まりました。Ortel mobileというところのSIMカードで、EU圏内はネット定額制の範疇なので、オーストリアもイタリアも追加料金なしでしたが、スイスはEU圏外なので1MBごとに49セント取られて、あっというまにチャージ分がなくなってしまったようです。。。とほほ。
サービスエリアも見物気分で寄ってみました。すごい豪華な感じでまるで日本のサービスエリアです。まあ、値段は高いですが。トイレはコイン式ですが、ユーロもフランも受け入れる機械でそのあたりは目ざとい。飲み物をドイツのクレジットカードで買ってみたのですが、支払い通貨をフラン・ユーロと選べるようで、ユーロを選んだのですが後で明細をみたら外国料金がしっかりチャージされてました。まあ、そりゃそうか。
・Mulhouse
バーゼルを抜け、やっとこさフランスに。宿はBooking.comで見つけた宿の、直営のWebサイトを通じて予約しました。51平米の4人泊まれる部屋が一泊約90ユーロと、安かったのが理由です。スイスだと宿高いので、何とかして長時間ドライブを頑張ってフランスまでたどり着こうという作戦でした。
Aparthotel Le Trident - Hôtel et Location d'appartements meublés à Mulhouse
駐車場も無料とありがたいところなのですが、住所のところに行ってもホテルらしいホテルはなく、「となりの Holiday Innに行ってください」との貼り紙が一枚。隣のHoliday Inn に行くとチェックインしてくれて、カギを渡してくれました。
中に入るとただの集合住宅のような感じで、中の一室が宿という感じでした。いろいろ調べてみると、ほかにも老人ホームとしても経営されているようで、高層マンションをホテルにしたり、貸しオフィスにしたりとあの手この手で不動産ビジネスをしている会社の様です。
Résidences séniors – Le Trident Mulhouse
この日は日曜日ということもあって空いてるのがマクドナルドぐらい。。。疲れていたので、テイクアウトして夕食を済ませました。ミュルーズの若者たちもほかに集うところがないようで、マクドナルドがごった返してました。海辺のイタリアの修学旅行のようなパックツアーから比べるとだいぶわびしい食事で、一層旅の終わりを感じさせられます。
翌朝。朝食を地元のパン屋で食しますが、これは可もなく不可もなくといった感じ。
Poulaillon – Poulaillon Traiteur
チェックアウトもHoliday Innで済ませ、
立派な大聖堂に立派な市庁舎。整然とした印象です。
お目当てはJacquesというカフェで、
Jacques - Maître Pâtissier Chocolatier Glacier - Accueil
日本人が働いているということでよく紹介されています。
ケーキ目当て出来ましたが、日替わりランチのハンバーグ定食も、トーストもおいしかった。
スイーツも期待通りの味でした。
アルザスへ出かける前にフランスのスーパーCarrefour Mulhouseへ。
https://www.carrefour.fr/magasin/mulhouse
食料品やらベビーフードを買い込みます。妻曰く、やっぱりフランス産の方がおいしいらしい。
カップヌードルやインスタントの焼きそばもドイツよりは品数が多め。いろいろ怪しい味もありますが、買ったものはどれもおいしくいただけました。
・Kaysersberg
アルザス地方の村カイザースブルクへ。
まあ、確かにかわいらしいおとぎ話のような町でしたが、ドイツに3年もいると、「はいはい、こういう感じね」と感動もだいぶ薄らいできました。
・Riquewihr
欲を出してもう一村、リクヴィルへ。車で行くと、ブドウ畑に囲まれた小さな町で人口は1212人!
同じ感想になっちゃいますが、小さくてかわいらしい街でした。子供たちは疲れてもうグダグダ。。。
・ハイデルベルクへ
観光は終了して、最後はKarlsruheのYangda本店(Passagehof 28)で中華の夕食。期待を裏切らない味。最後に家に着いたのは10時を過ぎてしまいましたが、、、
ハイデルベルク→インスブルック→チェゼナティコ→ミュルーズ→アルザス→ハイデルベルクという一週間の夏の休暇でした。長男はえらくチェゼナティコを喜んだようで、来年も行く!と意気込んでました。Lidl のFullpensionのパックツアーは修学旅行の様でしたが、子連れには便利でお買い得な旅行でした。ドイツ人に囲まれている感じで、異国情緒は薄めですが、海鮮食べて海を楽しむことはできたので大満足です。