Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

子どもと遊ぶ Spielen mit Kinder

ドイツ・ハイデルベルク(Heidelberg)近辺で、子供とあちこちに出没してます。

 

 ・Schwetzingen Schlossgarten

Schwetzingen城で催されたLust auf „Blindekuh“? GALANTE SPIELE IM SCHLOSSGARTENというイベントに子供と行ってきました。蹄鉄で輪投げをしたり、木の間をジグザグに走ったり、ゲートボールをしたり、綱引きをしたりと、庭の中を案内・散歩しながら古風な遊びをするというものでした。イベント名にもなっているBlinde Kuhというのは、一人目隠しした鬼を、みんなでつついて、誰か捕まったら鬼交代という遊びでした。途中でナビゲーターがいろいろ子供たちに質問するのですが、みんな「ハイ!」とか言わずに、黙々と指一本で手を上げているのがちょっとおかしかったです。ナチス時代の反省から、手を上げるときは必ず一本指だそう。お行儀よいですこと。最後は"Ende der Welt"と呼ばれる世界の終わりのところに、案内してくれました。通常は立ち入り禁止のようです。

イベント全体的には、そんなにお薦めするほどでもないですが、それなりに楽しめる感じでした。イベント付きのチケットは大人12ユーロ(入場料込)。イベントなしの入場料は6ユーロです。

 

・Krabbelkonzert

子供向けのコンサート。この日はAndrea Apostoliという方が指導(?)するコンサートがLudwigshafen, dasHaus Kulturzentrumで行われるというので行ってきました。開演時間になっても扉は開かずホールの外で待機。親子連れが15組~20組ぐらいいた感じでしょうか。

冒頭Andrea Apostoliさんがフルートをもって扉の外でご挨拶。「子供のコンサートだけど、子供のためのコンサートではないので、子供に構いすぎず、親も楽しんでほしい。子供は音楽を聴いている親の表情を見て学んでいる」とのこと。また、曲ごとに拍手は不要とのことでした。大きいカーペットの上に座り、その周りを楽器が囲む舞台設定。この日は、バイオリン×2、電子ピアノ、オーボエ、ファゴット、チェロ、ドラム、フルートでした。Deutsche Staatsphilharmonie Rheinland-Pfalzの奏者のようです。

バッハ、ヴィヴァルディから、ショスタコーヴィチまでの幅広い作曲者の楽曲を3-4分に収まるように編集した小曲を次々に演奏。Andrea Apostoliさんはよく歌っていました。各楽器の音に親しむ、音楽がいろんなフレーズの積み重ねからできている、音楽が繰り返しでできているなどを目的としたプログラムでした。ただ、余計な解説などせず、ひたすら聞かす感じでした。奏者も歩き回っているので、各パートが大きくなったり、小さくなったりというところも面白い試みです。途中、子供の泣き声をメロディーに拾ってセッションにしてたのはさすがという感じでした。Apostoliさんは音楽教育のコンサートをヨーロッパ各地で開催しているようです。CDも発売してたのか!

Musa! A new concept for classical music concerts

肝心の息子は「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサート的なものを期待していたようで、歌じゃなくてちょっと不満顔。昼過ぎでちょっと眠たかったようです。それでもショスタコのメロディを覚えたらしくよく口ずさんでますが。そこは気に入ったのね。。。

 

・Märchenparadies

Märchenparadies – Lebe Dein Märchen

メルヘンパラダイス。ハイデルベルク城がある山の上にある遊園地です。3月中旬ー11月中旬の夏季限定営業。登山鉄道か、39番のバスでKönigstuhlまで行き、徒歩すぐです。入場料とは別にコインを買って(1枚50セント)、いろんな乗り物にのります。デパートの屋上遊園地が立派になって広くなった感じでしょうか。小学生低学年ぐらいまでが楽しんでました。水をボールにあてて持ち上げる遊びとか、一見普通そうだけど乗り心地の悪い自転車とか、馬鹿っぽくて笑えます。メルヘンたる所以は、園内各所に童話を演じるからくり仕掛けの見世物があるからでしょうが、ドイツ語がなかなか難しく、話を聞いてもよくわかりませんでした。

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探偵ナイトスクープで紹介されてた「パラダイス」よりは遊べます。

 

・Eltern & Kind in Heidelberg (0-6歳)

メルヘンパラダイスに無料で置いてあった冊子。妊娠した時から、6歳ぐらいになるまでの子供関連のことが程よくまとまっています。病院、遊び、食べ物、習い事などなど中身が多岐にわたる情報誌です。地域に根差した感じで、広告も載っていて、具体的にどこに行けばいいのかがよくわかります。行政系の資料だと、そういうところまでなかなか手が届かないですので。。。もちろんドイツ語です。結構小さい字でびっしり書かれてます。日本の各種ガイドブックはだいぶ字が大きくなって、文量が減って来てますが、ドイツはまだまだ文字文化ですなあ。

https://www.elternundkind.com/

Frankfurt/Main | Freiburg | Heidelberg Karlsruhe | Ludwigshafen | Mainz Mannheim | Nürnberg Wiesbadenなど、各地の版が出ているようです。

オンラインでも中身を見ることができて、ハイデルベルク版がこちらです。

 

 

issuu.com

Eltern & Kind 0-6Jahre in Heidelberg

Wegweiser für Eltern - von der Schwangerschaft bis zum Vorschulalter 2017/2018

 

ちなみに、Freizeit- und Erlebnisparksの章には、Märchenparadies Königstuhl, Luisenpark unt Herzogenriedpark Mannheim, Holiday Park Haßloch, Playmobil-FunPark Zirndorfなどが紹介されていました。一番目に紹介されてたら、そりゃ冊子いっぱい置いとくわな。