Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

Disneyland Parisに行く(2)

2.パークに入園

朝9時の開園に合わせて、電車でVal d'Europe駅から、Gare de Marne la Vallée Chessy駅へ向かいます。Disneyland Parisとも表示されています。ibisホテルのすぐ近くに駅の改札があります。ここは日本のようにゲートがありますので、券売機で購入したチケットを改札機に通す必要があります。改札をくぐってしまうと反対側ホームに行くのが大変ですので、確かめてから入りましょう。

Marne la Vallée Chessy駅がちょうど終点になっていて、結構すごい人の数が降りていきます。もちろんディズニーランドに行く人なのですが、結構な人数が、駅から一番近くにあるキャスト専門の入場口に消えていきました。みんな出勤ギリギリなのね。。。荷物チェックがあり、ディズニーランドの入口に到着。小雨が降る中、まじめに真ん中の列で開園を待っていましたが、ここはさっさと横に分かれて前に行っちゃう方がよかったですかね。サイドの入口はホテル宿泊者らの優先入場者用ですが、9時になればゲートが全部空いて誰でもはいれるようになります。ずっと真ん中でのんびり待っていたら、気が付いたら最後尾近くになってしまってました。チケットのバーコードをかざして、入園します。

クリスマスなのできれいなデコレショーンが施されたツリーが鎮座しているのですが、ほとんどの入園者はそれにあまり目もくれず、シンデレラ城へ向かって黙々と歩みを進めます。日本語が結構あちらこちらから聞こえてきて、日本人のディズニーランド好きっぷりが伺えます。ファンタジーランドまで行き、子供向けの「ピノキオの冒険旅行」とか、「白雪姫と7人のこび」とがすぐに乗れるので乗ってみたのですが、なんか進むの速いです。。。回転が良いのはいいのですが、ストーリーを子供に説明する間もなくゴールという感じで、しかも肝心の息子が暗いから怖がる感じになっちゃって、なんだかなあ。「空飛ぶダンボ」の方が喜んでました。

寒いので、「ミート・ミッキーマウス」で避難。1時間待ちぐらいでしたが、ミッキーのアニメが大型スクリーンでずっと見れたので子供がぐずることもありませんでした。親はその間ファストパスでもゲットしようと出かけたのですが、「バズ・ライトイヤー・アストロブラスター」は機械が閉められていて、聞けば今空いてるから今乗って!ということらしい(ちょっと英語わからなかったのでそうじゃないかもですが)。そんなのありかっ!「ピーターパン空の旅」のファストパスだけとって帰ってきました。チケットのバーコードをかざすとすぐに出てきます。

ミッキーに会った息子は若干腰が引け気味。予想してたのとはちょっと違ったようです。その猜疑心は大事だぞ、息子よ。カメラを渡すと写真を撮ってくれました。ビビってる感じがよく伝わる一枚になりました。

 

3.Plaza Garden Restaurantで昼食

そろそろ早めの昼食ということでレストランまでやってきました。11:30で予約してましたが、案の定まだ開店準備中。同じ感じの人は結構いたようで、開店前のレストランで人がいっぱい待っていました。

そうこうしてるうちにパレードが始まっちゃったので、まずはそっちに。場所取りしてなくてもよく見えます。妻曰く、日本と比べると連れのダンサーの数がかなり少ないらしいですが。。。

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パレードが終わるころの12時過ぎにようやくレストランも開店。人だかりを何とか潜り込んで、予約したものですがというと、名前も聞かずに、「何人ですか?」と聞いてきました。こりゃ予約しなくても潜り込めたんじゃ・・・?しかも大量の人が入店を待っているのにのんきに飲み物の注文を聞いて、しかも先払い制。店内ガラガラでみんながレジで足止めです。このオペレーションの悪さはなんとかならんものですかねえ。ふぅ。大人一人34.99ユーロ、子供は17.99ユーロのビュッフェでワンドリンク込み。それなりに満足できる食事でした。隣のテーブルに年配のご夫妻が座っていたのですが、おじいさまの方がエビとムール貝だけ食べてました。すごい。

 

4.午後

午後も相変わらず寒いですが、子供がディスカバリーランドの「オートピア」で車を運転したいと言ってきかない。。。50分ぐらいまってようやく乗れましたが、何分ずっと野外で待つので寒い寒い。本人は大喜びしてましたが。この後夜でももう一回乗りました。途中でどんどん人が割り込んで乗ってましたが、誕生日とかのサービスなんですかね?

Autopia - Autofahren ohne Führerschein im Discoveryland (ドイツ語)

クリスマス12月25日のこの日は大混雑のようで、近くのCafe Hyperionでもハンバーガーを買うのに長蛇の列で30分はかかりそうな感じでした。

野外のスティッチが出てくるショーも見ましたが、寒い。。。バズ・ライトイヤーのレーザーブラストのファストパスをゲットしていたので、乗ろうと並んだところで機械故障。列が進まなくなり、待っている間に子供が眠りに落ちました。朝からいろいろテンション高くよく頑張りました。

 

5.夕食@King Ludwig's Castle

寝た子をベビーカーに乗せて、メインイベントのパレードを鑑賞。ディズニーのキャラクターも外人がやると絵になりますねえ。パレード後はいったんパークを出て、駅近くの Disney Villageまで行きました。チケットを持っていればパーク内にはいつでも再入場可能とのことです。レストランを探しながらブラブラ歩いてKing Ludwigs Castleに入りました。ドイツから来たのに結局ドイツ風の店になってしまいました。予約なしでも十分ぐらい待って入れました。

Speisekarte des Restaurants King Ludwigs Castle im Disney Village

店内はなかなか良い雰囲気でご飯もまあまあです。厨房から料理を運ぶのは大体アジア人か黒人で、そこからテーブルに運ぶのは白人のようで、、、なんというか、なんというかですねえ。食事中に子供起床。

 

6.もう一度パーク内へ

夜になり、だいぶ人もまばらになってきました。入口でミッキーたちのクリスマスツリー点灯のショーを見て、移動して「バズ・ライトイヤーのレーザーブラスト」をやって、「オートピア」にもう一度乗ったころでお時間いっぱいになり花火のショーが始まりました。プロジェクトマッピングで様々なキャラクターを順にお城に映し出しますが、いくら何でも細くて凸凹してるのであんまり見栄えがしないような。。。まぁ、子供は大喜びです。最後にパークを出るときにミッキーが最後の挨拶をしてくれました。

人の流れに身を任せて駅まで着き、行きの時にVal d'Europeで買った切符でも無事改札通りました。電車は満員でしたが、まあ乗れないほどではなかったです。一駅乗って、ホテルに帰ってこの日は終了。

ディズニーランド半分も回ってないですか、それはまた今度ですかね。子供はオートピアが一番楽しかったようです。それなら近所のゴーカートでもよかったんじゃ。。。クリスマスは一番混む日のようですが、日本ほどの混雑はないですので、子連れでもなんとかなりました。ただまあ、日本のディズニーランドに行ったときは、ファンタジー感あふれてお客さんたちもみんなうきうきしてる感じだったのですが、パリは遊園地の一つという感じで、そんなに特別な感じはしなかった気がします。

サービスもそんなに細かいところまで気遣ったり、ディズニーのファンタジー感を大事にする感じではなかったです。東京ディズニーリゾートと運営方針はやはり違うようで。レストランを予約しても時間はルーズで変更されちゃうし、値段の変更も教えてくれなかったし、キャスト(従業員)も「日本から来たの?おれマンガ大好きなんだよ!」と勝手に話しかけてくるし、ミート・ミッキーマウスじゃミッキーが一体じゃないのほぼバレバレだし、レストランでスーツケース預けられなくてたらいまわしになりそうになっちゃうし、タクシーは呼んでも来ないし。。。はディズニーと関係ないっか。子供も喜んでましたし、もちろん楽しかったのですが、東京ディズニーリゾートのおもてなしとファンタジー感は様々な日本人らしい努力によって支えられているんだなと感じさせられました。