Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

親戚の来欧(3)

・ストラスブール

マンハイムからICEで向かいました。トラムの工事もようやく終わったようで、Strasbourg Gare Centraleから隣のドイツKehl BahnhofまでトラムD一本で行けるようになりました。GareからBahnhof行きってすごいですね。。。このあたりの人はドイツ語もフランス語もしゃべれそう。

クリスマスシーズンで宿はどこもいっぱい。空いてるのは値段を釣り上げてるところか、街から離れたところだったので、初めてAirbnbを利用しました。立地が町の中心で寝室が二部屋あるものが結構あり、ホテルだと二部屋借りることになるので、それに比べると安く上がりました。こういったシェアサービスは便利で効率が良いですが、これでホテル業界が寂れていくことにならなければいいなぁと。

そういや日本の友人にも定住所を持たずに友人の家やAirbnbを渡り歩いてるやつがいました。国籍の垣根も低くなり、車もシェアサービスで必要なときに借りて、家も渡り歩き、フードシェアで食べ物にありつけば、都会なら小さいコロコロと、スマホと、パソコン一台ぐらいでも生きていける世の中になりましたねえ。子供や動物を見ても、所有欲や定住欲みたいのって結構本能のうちに入ると思うのですが、そこからどこまで自由になれるのでしょうか。そういう欲よりも、社会の中(オンラインも含む)で、誰かとつながっていたい、いろんな人と関係をもつ社会欲みたいものの方が強いのでしょうか。まあ、マイホーム、マイカーが必要じゃなくなり、自由になって初めて客観的にその価値が考えれるのかもしれませんね。

話がそれました。Airbnbでは、宿泊の打診→宿主からの許可→クレジットカードで決済という順番で手続きが進みます。鍵の受け渡しや到着時間などについては宿泊日が近くなってからAirbnbのメッセージ機能でやり取りします。トラブル防止で、個別でのメールや電話でのやり取りは控えるよう促されます。Airbnb側の取り分は15%ほどの手数料。明示されているのはいいですね。

実際到着してみると、若いお嬢さんが部屋を案内し、カギを渡してくれました。大家さんの娘でしょうか。今からクリスマスプレゼント買いに行かなきゃいけないのよと飛び出していきました。空き部屋はあるんだけど、友達や親せきが遊びに来た時にはそこに泊めたい。でも空いてるときは人に貸したいみたいな感じでしょうか。娘がお小遣い稼ぎに掃除とかやらされてるんではなかろうかなと想像します。何はともあれ、部屋は快適でよい宿泊になりました。

ストラスブールの街中はクリスマスマーケット一色。テロ防止のため、市中心ではトラムが停車せず、歩いて中に入ります。機関銃持ったな警官や車突入防止のためのブロックなんかもちょっと物騒ですが、街の雰囲気自体はいたって穏やかです。

f:id:eulechang:20180208161150j:plain

f:id:eulechang:20180208161341j:plain

f:id:eulechang:20180208161615j:plain

Patisserie KAUTZMANN Strasbourg - Pâtisserie artisanale - Salon de thá - Chocolatier

のケーキやガレットをストラスブールに行くたびに食べてます。びっくりするほどではありませんが、普通においしいです。

 

・パリ

ほとんどの時間をディズニーランドで過ごしましたが、12月26日には市内に出かけてランチとお買い物。ディズニーランドのGare de Marne la Vallée Chessy駅から凱旋門のあるCharles de Gaulle - Étoile駅までRER Aの電車で約40分。

ランチは知人に紹介してもらったPagesというところに行きました。和食のエッセンスを取り入れたフレンチで、ミシュラン一つ星だとか。シェフも日本人の方で、スタッフの中にも日本人がいらっしゃいました。フランス語できなくても大丈夫。Webサイトから予約できます。当日に予約確認の電話が来ます。ça vaとか適当に答えちゃいましたが。。。

Pages - Paris 16 | MICHELIN Restaurants

Restaurant Pages

場所は凱旋門の近く徒歩5分。ランチは50ユーロか、75ユーロ。この他、和牛の食べ比べ、キャビアの食べ比べなどもあり、追加料金で楽しめます。舌とボキャブラリーが貧困でなかなかうまく表現できないですが、どの料理も一筋縄じゃないようなひねりが加えてあって、様々な食材の繊細な組み合わせを楽しませてくれる味でした。子供メニューはさすがになく、付き出しのチップスをぼりぼり食べて、デザートを二人前平らげてました。どの料理もちょっとずつあげてみたのですが、、、なんとも言えない難しそうな顔をしてました。キャビアをえらく気に入ってましたが。確かに、キャビアが珍味ではなく美味なんだなと初めて思えるものを食べさせてもらいました。途中ひやひやすることもありましたが、大体静かにおとなしくしてくれました。雰囲気を察してくれたのでしょうか。

RER Aを一駅分乗って、Auber駅で降りるとGaleries LafayetteとPrintempsとデパートが並ぶエリアで出ます。東京でいうところの銀座通りでしょうか。優雅に買い物でもと思っていたのですが、クリスマス休暇明けのこの日は、日本の初売り並みの人込みでベビーカーがまともに前に進みません。ふぅ。しかもハイデルベルクと違ってみんな露骨に無視したり舌打ちしたり、、、都会は大変です。

Galeries Lafayetteは本館、メンズ館などと分かれていますが、まずは本館40 Boulevard HaussmannにあるDisney Storeへ。思えばディズニーランドで遊ぶのに夢中で何もおもちゃ買ってませんでした。ちょうどセール品もあって、Toy Storyのフィギュアがいっぱい入っているセットになりました。そういえば、Disney Storeはフランスの各地にありますが、ドイツではミュンヘンに1店舗あるのみです。あんまり好かれてないんですかね。。。日本は50店舗以上あるみたいです。そりゃパリのディズニーランドで日本人も多いわけだ。

続いて、33 Boulevard HaussmannのMaison / Groumet館に向かいます。Le chocolat Alain Ducasse au Lafayette Gourmetのチョコ買いました。すげーうまいと妻が言ってました。うますぎて、あまり食べさせてもらえませんでした。本当にうまいんだなぁ。季節商品なのか、BonifantiのイタリアのクリスマスケーキPanettoneも買いましたが、これもすごくおいしかったです。甘すぎずしっとりとした味わいで、一人一個食べれそうな勢いでした。こちらは僕が食べ過ぎて妻があまり食べれませんでしたが。ほか、デパ地下でいろいろ食材を買い込みました。食は王将じゃなくてパリにあり。

 

・フランクフルト駅に忘れ物を取りに行く

なんか食べてばっかりでしたが、地下鉄でパリ東駅に向かい、ICE9555 でParis Est駅17:10発、Mannheim Hbf に 20:17に到着です。急いでハイデルベルク行きに乗り換えましたが、あろうことか、ディズニーストアで買った子供のおもちゃをICEに置き忘れてしまいました。。。Heidelbergに着いて、駅の係員に問い合わせたところ、無事見つかりましたが、あとはFrankfurt HbfのFundbüro(忘れ物センター)+49 (0)69 26534831に電話するように言われました。

どころがどっこいかけてもかけてもつながりません。何日か後にやっとつながり、状況を説明すると、「預かってますよ。番号は○○ですよ。取りに来てくださいとのこと。」なんだ電話しなくてもよかったんじゃ。。。空いているのは月-金 8:00 - 18:00 (たぶん)。っていうか土曜日やってないのか。。。

電車で行くと高いので、週末レンタカーを借りたときに、金曜日の夜に向かいました。フランクフルト駅の近くであんまりいい駐車場が見つからない。Parkhaus Moselstraßeに停めましたが、思いっきりピンク街のど真ん中でした。

Fundstelleは駅構内の真ん中のReisezentrumの向かいでした。事情を話して忘れたおもちゃを出してもらいました。身分証明書を見せて、手数料は5ユーロとのこと。そういや日本は無料でしたね。手数料を取るのはそれなりに理がかなっていていい気がします。

http://www.bahnhof.de/file/bahnhof-de/11022360/gvCAEpQFzZkCPUm0eboQjwres8k/11946268/data/Frankfurt_Main_Hbf_de_PDF.pdf (地図)