Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

年末年始

・クリスマスマーケット Weihnachtsmarkt

ドイツ滞在、二年目ともなりますとだいぶ熱も下がってきまして。。。去年は狂ったようにあちこち回ってましたが、昨年はフランスのRibeauvilléとStrasbourgに頑張っていったぐらいで、あとはHeidelberg、Mannheimの近隣と、ちょっと離れたKarlsruheとBad Wimpfenに電車でいったぐらいでした。Bad Wimpfenはなかなか良い感じの街並みで、アンチーク屋さんとか置物屋さんがいっぱい。トリュフバターとか洒落て買ってみましたが、普通においしくてよかったです。

 

・花火 Feuerwerk

 2017年のクリスマス休暇が終わってからの12月28日に花火の販売が解禁で、昨年は大みそかが日曜日でしたので、12月30日までの3日間の販売です。花火業者の人たちは普段は何で生きているんでしょ。。。

Silvester 2017: Morgen startet der Feuerwerksverkauf - Geld & Leben - Augsburger Allgemeine

2018年も12月28日から31日までと販売日がすでに決まっているようです。

Verkauf von Feuerwerk 2018 - 28.-31.12.2018

大みそかの21時ぐらいに河原に出かけて花火です。ちらほらそういう人もいて、火をつける線香なんかを貸してもらったりしました。ロケット花火は手で持ってもいいんでしょうが、怖いんで水の入ったペットボトルを用意していきました。日本だと大概マンガに出てくるような導火線で、火花を散らしながらだと思うんですが、購入したロケット花火はなにかオレンジ色のプラスチックのようなところに火をつけて、とろとろと溶けて最後は発射というちょっと不思議な感じでした。

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Knallteufel (Knallerbse)というボタン電池ぐらいの大きさの紙で包まれた花火(?)もあり、もみ殻みたいなものと一緒に入ってます。火をつけても大して何も起きなくて困っていたのですが、通りすがりの人が地面に投げつけて音が鳴る花火だと教えてくれました。くだらないように見えますが、やってみるとちょっと楽しいです。花火なのでそのまま捨てるわけにもいかず、全部なくなるまで一つずつ頑張って投げ続けました。まとめて投げると、不発弾が出てきますからね。。。

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www.youtube.com

子供は寝てしまいましたが、花火の本番はもちろん年が変わる瞬間。市内のあちこちで市民が勝手に花火を打ち上げて、なかなかきれいです。四方を花火に囲まれた感じというのでしょうか。ハイデルベルクの夏の花火大会よりもきれいですかね。家の隣の道路とかでもバンバン上げるので、燃えカスとかがいろいろ飛んできたり、3階に住んでるうちのベランダのすぐ上で爆発したりといろいろ怖いです。大体は30分ぐらいで落ち着きますが、その後も夜通し散発的に花火があちこちで打ち上げられます。しかし一つだってそんなに安くないだろうに、、、いくら使ったら気が済むんだ。。。

 

・クリスマスサーカス Weihnachtscircus

1月3日はハイデルベルクのサーカスへ。年末年始はドイツではサーカスシーズンの様で、近隣の地域でもサーカスが催されてました。KirchheimのMessplatzにテントが張られクリスマスから2週間弱の公演期間です。幼稚園にタダ券が置いてあったのでもらっていきました。

www.heidelberger-weihnachtscircus.comタダ券とは言いますが、1月3日と日付指定で、Parkettという一番下のクラスの座席(通常20ユーロ)がタダになるという条件付きです。まあ、Webサイトに行けば、窓口で使える5ユーロ割引券が配られてますから、実質15ユーロでしょうか。座席図にある通り、本当に演者の背面しか見れなかったらどうしようかとも思いましたが、子供も有料なので、親子三人で例えば2. logeのチケットを割引券ありで購入しても70ユーロでなかなかの出費です。まあ、ポップコーン買うからということで、一番安いParkettになりました。

 

開場前にテント併設のチケット売り場に行き、まずは入場券と引き換え。子供の分は15ユーロとクーポンなしで購入。割引しすぎてもなんか申し訳ないので。。。自由席の様で、雨の中、開場前から人が列をなして待っていました。入口で一組ずつお兄ちゃんたちが案内。ブロックの中でもいい席は早めに埋まりますので、早めに来てよかったです。ステージの背後というほどひどくはなく、真横ぐらいでした。前にかぶりつきすぎて、動物の芸とかで地面が見えなかったので何やってるのかわからない時間も少しありましたが、まぁ、7割5分ぐらいは楽しめたと思います。

演目自体は子供むけという感じでしょうか。あまり怖いような場面もなく、大掛かりの装置は最後のバイクぐらいでした。facebookのページ見てみたら、演者の紹介が一組ずつしてありました。同じ団体として一緒にいるわけではなく、フリーランスで、一組ずつ連れてくるんですねー。へー。ついでだから、忘備録。

https://www.facebook.com/Heidelberger.weihnachtscircus/

ピエロはSito Rivileno's Clown-Trioの三人(スペイン)。Sito Rivelinoと、Dany Rivelinoともう一人。そこまで芸達者ではない感じ。。。というか、Danyは21歳でまだまだ若い。

Pascale & Mike Sangerの動物ショー(フランス)。子犬を使ったコメディで、おじいちゃんの方はなんと御年70歳で現役の様。すごい!けど、見てる方がちょっと心配。。。

Miss Fatimaの猫ショー(ハンガリー)。

TN Quick Changeの早着替えショー。女性の方はすごかったけど、男の方の脱ぎ方が案外あっさり。

Viviana Rossiのエアリアル・シルク(イタリア)

Kristina Kostovaの軟体(ベルギー)

Ovidiu Pasararのボーガンショー(アメリカ)。こういうのは見たことがなかったので新鮮でした。

Jonathan Rossiの自転車ショー(イタリア)。

Mr. Jumpingのトランポリンショー。猫のショーにも出てきた人ですが、本職はこちらの様。コメディのクオリティとしては一番高かった気がします。

バイクのジャンプ。準備に時間がかかるわりには、遠いので迫力がなんだかいまいち。。。エンジン音がうるさくて子供は嫌がっちゃいました。売店でビール売ってるおじさんがGoの合図出してたのですが、実は偉い人…?これがサーカスのハイライトで、終わってからはバイクと記念撮影コーナーができてました。

まぁ、毎年演者が変わるようですから、この方たちに次ぎあう機会はほぼないような気はしますが。。。一人ひとりちゃんと名前と国を最後のカーテンコールの前に紹介してました。休憩込みで二時間でしたが、結構楽しかったです。子供はすっかりはまったようで、ことあるたびにサーカスサーカスと叫ぶようになってしまいましたが。。。