Dossenheimのトロッコ (Feldbahn)
Rhein Neckar Zeitungのイベント情報で、Feldbahn Fahrtag (Dossenheim)というのがありましたので、行ってみました。
・道のり
場所はAm Neuberg, 69221 Dossenheimということで、5番トラムのDossenheim-Südから歩いて12分というナビ情報ですが、最後は急な上り坂でちょっとしんどいです。舗装されているとはいえ、子供がベビーカーの上だと余計にしんどいです。カフェが見つかり、安堵しますが乗り場はまだまだ奥で、最後にもう一上り坂です。4月中旬の涼しい頃でしたが、軽く汗ばみました。道行く車から、あいつ歩いてのぼってるぞみたいな目で見られました。
・採石場
Steinbrüche von Dossenheim – Wikipedia (ドイツ語)
のぼってみると、あちこちで山が削られていて、大きな使い古した機械がたたずんでいます。この辺りは、流紋岩(Rhyolith)、もしくは石英斑岩(Quarzporphyr)が露出しており、約290万年前の火山活動によって作られた岩の様です。こうした岩は、砕石(独: Bruchstein)として、道路や線路づくりにつかわれました。ドッセンハイム近辺にはこうした採石場がいくつもあり、今回訪れたLeferenzbruchでは、1883年から1985年まで採掘がおこなわれていました。
・トロッコ
feldbahn-dossenheim - Startseite
1986年に、採石場はその役目を終えるわけですが、小さいころから石に興味があったMatthias Schillingさん(?)が、そのトロッコを収集し始め、現在数か月に一回イベントを催して、一般向けに開放しています。いやぁ、いろんな趣味があるもんですなあ。
チケット一回2ユーロでした。往復で10分ぐらいだったでしょうか。ガタガタ震えてスリル感満載。ポイント切り替えも手動でいろいろ面白かったです。結構もの好きの人も多いようで、トロッコはずっと人でいっぱいでした。
次回は7月の様です。
Sonntag, 1.7.2018 11-17 Uhr
Sonntag, 23.9.2018 11-17 Uhr
こういう古い機械をめでる文化は、ドイツでは結構あるようで、あちこちで蒸気機関車やらトロッコやらの保存が、個人によって進められています。まあ、街中でもポンコツ車がよく走ってます。古いアメ車が駐車してると、きれいな車ねぇ~といってよく街行く人が立ち止まったりするのも見ます。そういう人たちの努力のおかげで、楽しい体験ができました。