Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

グループランチ その3

・・・

「このドーナツって、Berlinerという名前だけど、ベルリン名物なの?」

「うーん、どうかなあ。あんまり知らないなあ。」

「私がドイツに来て初めてそれをパン屋で買ったとき、すごくおいしかったから友達にいったの。あの『Angebot』っていうパンおいしいねーって!」

「それ特売って意味だよー(笑)」

「そう!友達にバカ受けだったわ。」

「初めてだとわからないよねー。」

「ところで、今日のラボの安全検査(Inspektion)は大変だったね。」

「ボスの顔見た?なんかずっと余裕なさそうじゃなかった?」

「ラボ内は飲食禁止って言ったってねー。小腹ぐらいはすいちゃうし。それに試薬全部保護眼鏡つけて計れってルールが無茶だよ。たかだかアガロースなのに。」

「まあ、一応ほかの試薬が付いてるかもしれないっていうことで。。。」

「結局ルールが厳しすぎると誰も守らないよ。急に全員が白衣着てたから、オートクレーブのおばさんがびっくりしてたじゃない。」

「本音と建前が離れすぎてるよね。ドイツの人赤信号渡らないし。」

「子供が見てるかどうかにもよるかな。いなかったら渡っちゃうかも。」

「うちなんて、赤信号渡った日にゃ、子供から一日中うるさく言われちゃうよ。『お前は悪い奴だー』って」

「そういえば、前に車運転してて赤信号無視して渡っちゃったら、警察に200ユーロ罰金とられちゃったよ。」

「結構高いねー。」

「フランスなら泣けば大丈夫だよ。父親がつかまりそうになった時、私たちが急に泣き始めたことにして、『ほら子供が・・・』って言い訳したらお巡りさん見逃してくれたよ。」

「えっ!さすがにそれはたまたまなんじゃ。。。」

「ううん、何回もこれで行けたよ!だから、ドイツでも捕まったら『あぁ、もう私の人生終わりだ(泣)、これじゃもう生きていけない(泣)』って一芝居打てばいいんだよ。」

「ドイツじゃさすがにそれは利かないような。。。中国なら賄賂でも渡せばなんとかなりそうだけど。」

「韓国に旅行にいったとき、『重大な問題があります』って税関に言われたけど、お金握らしたらすぐに重大な問題がなくなったよ。」

「メキシコの警察も信号無視ぐらいじゃ、あんまり捕まえないかな。ほかにやることいっぱいあるし。賄賂は利きそうだけど。」

「日本はまあまあ捕まえるかな。賄賂はさすがに効かないと思うけど。でも、予算の関係で年度末はよく交通ルールの取り締まりやってるよ。角に隠れて右折禁止とか。普段取り締まらなさそうなやつ。でも誰も見てなかったら赤信号ぐらい渡っちゃうかな。自転車はドイツに比べるとだいぶ自由な感じ。」

「パトカー買うにもお金いるしねー。」

「私もたまに赤信号渡っちゃうときあるけど、自転車だってここじゃ本当は60ユーロの罰金とられるみたいよ。」

「えっ!マジっ!」

「車線を守らないとか、携帯電話しながら自転車に乗ったとかでも20ユーロとか取られるから気を付けてね。」

「車の運転中の電話が見つかって、この前40ユーロ罰金取られちゃった。。。」

「結構やんちゃな運転してますねぇ。見えないですけど。」

「携帯といえばフランスの親戚のお父さんが運転中に電話で良く話してて、警察が見えたら、捕まらないようにすぐに携帯電話を投げ飛ばしてたの。話してる相手にも事情がわかるように『ポリース!』って叫びながら。そしたら子供たちがそれをまねし始めて、電話のおもちゃを『ポリース!』って叫びながら投げて遊ぶようになっちゃって、ほかの親せきから『お前のところの親はいったい何をやってるんだ!』って言われてたわ。」

「すげえ教育(笑)、さすがフランス」

・・・

学生実習

前の会話の続き。

「あとさ、学生実習やらなきゃいけないんだけど、担当してくれる?」

「僕がですか?」

「クローニングと、イメージングで3週間。学生は一人。こうして、ああすればちょうどいいんじゃないか?」

「こうはいいですけど、その「ああ」はまだやったことないんですが。。。」

「ああ、そんなに難しくないよ、ラボメンバーに聞いてくれればみんな教えてくれるよ。」

「はぁ。。。まあ、そういうことでしたら頑張ります。頑張ってみます。」

「3週間に収まるようにちょっとプラン考えてみて。」

「はい。。。ではまた来週ご相談ということで。。。」

ということで、もう一つ野暮用です。同年代の研究者でも論文どんどん出してる人いるのになぁ…こんなことやってる場合じゃない気もするけど…。まぁ、何事も経験ということで。

 

修士課程1年生用のコースで、受講者は4人。実習のテーマは「クローニングとイメージング」で、4つのラボが1人ずつ受け持つようです。一緒にやりゃいいのになあ、、、不思議。期間は3週間。なのである程度自由度はありそうです。せっかくなので、クローニングした蛍光たんぱく質付コンストラクトを発現させて顕微鏡で観察するということにしました。

始まる前に学生を一度呼び出して打ち合わせ。内容はほとんど学部生の時にやったことあるとのこと、、、おいおい。なんでこれを選んだんだ?実習中の3週間はずっと朝の一限目が講義のようで、10時ころから毎日ラボに来れるのだそうです。クローニングに使うプライマーの設計をやらせてみるもののいろいろ怪しい様子。音を上げずにずっと考え込んでるのはえらいっちゃえらいけど。。。少し手ほどきしてぽちっと注文。

その後実習が始まり、無事PCRもうまくいき、実習はスムーズに進みました。評価はレポートとプレゼンの様で、終了から2週間後に学生4人と、指導したポスドク4人と、責任者の教授が出てきて発表会を行いました。教授の方からのちにメールが回ってきて、評価もよろしくーと丸投げ(?)。五段階評価をつけて返信して終了です。

感じたこととしては、、、

 

1.発表がうまい。

日本のM1の平均よりはだいぶ発表が上手な気がします。英語でドギマギしているような人はいなかったし、皆ちゃんとアイコンタクト取りながら身振り手振り交えながら発表になってました。原稿棒読みとか、何しゃべってるか聞こえないとか、スライドを見ても何が言いたいのかわからないとか、そういうのはなかったです。レポートも自分の学生の分しか見せてもらってませんが、実習中のしどろもどろな感じとは打って変わってそれなりにしっかりしたものが出てきました。科学的なところはまあ、そんなこといっちゃっていいのかよみたいな所はいろいろありますが、そういうのはこれから学んでいくのでしょう。論文を書くとか、発表するとかの基本的なところは彼らにとって朝飯前みたいなんだなあと思うと、うらやましい限りですなあ。

 

2.学生が自由。

ほかの人を見てもあまり子弟制度みたく、付きっきりで面倒を見ている人はいなかったので、郷に入っては郷に従えで適当に泳がせました。あるものは勝手に使うし、わからなかったらあたりの人に適当に聞くしと、よく言えば自立してる感じです。勝手しすぎてこっちが肝を冷やすことが何回かありましたが(他人のバッファー、道具を勝手に使うとか、勝手にどっかに物を置くとか)。

 

3.実験が下手

自由な反面、細かいところは誰も教えていないようなので、実験のいろんなところがむちゃくちゃです。ピペットマンはこう持つとこういうとき便利だよとか、この量は大事だけど、こっちは比較的適当でいいよとか、そういうノウハウが、学生さんにちゃんと伝えられていないです。学生の方もドイツ人の気質なのか、「理屈上うまくいく」となれば後は実行するのみの様で、ほかの人を盗み見てどうしたらもっと効率よくできるのかをあまり学ぼうとはしてないようです。ピペットマンがプルプルしてるんだから、座ってやるとか、もう片方の手を添えるとかいろいろあるだろうに、、、混ぜた後に毎回遠心機でまわしてスピンダウンしなくてもいいだろうに、、、お昼ご飯食べる前にそれやらないと帰るの遅くなるのに、、ええ、結局明日に延期しちゃうの?まぁいいけどさあ。。。

 

4.実習がいっぱいある。

こんな感じの実習生がよくラボに出入りしてるので、ラボも扱いがよくわかってる感じです。どうせならラボの研究にも役立つかもしれないような、まだ結果がわからないようなところに踏み込もうとボスに相談したのですが、「ただの実習なんだからそんなに欲張らなくていいよ」とたしなめられました。ただただ無事に一通り実習を終らせてくれればいいという感じです。学生の方もそんな感じで、あまり何かワクワクするようなものを求めているのでもないよう。。。ほかのラボの発表も聞きましたが、ラボの研究を手伝わせただけのようなところもありました。ラボローテンションなどもありますし、サクッと小さいテーマを立てて、ちょっと実験して次に進むみたいなトレーニングをよく積んでいるなという感想です。

日本とは違って、博士課程の研究は枠が限られているようで、学生側もこういった実習での体験を履歴書(CV)に書いて、選抜を勝ち抜かないとありつけないようです。なので卒業するために単位が必要なだけ、というよりは今後の自己アピールのためにも実習が必要な感じです。

 

今回は学生一人しか見てないので、どこまで一般化できるかは怪しいところですが、必要最小限の努力以上はあまりしたくない様子。こんなこともできるよ、あんなこともできるよと紹介しても、「別にいいです。」「やったことあるので大丈夫です」「ほかにもいろいろ忙しいんで。」とほとんど断られました。まあ、そっちがその気なら、こっちから取り立てて詰め込むこともないですが。。。菌が増えるのを待っているだけの日とかはそそくさと帰っていきました。まだやってない実験もあったし、レポートをラボで書くとかしてたらいろいろ相談に乗れなくもないのに。。。時間があればほかのラボメンバーの研究も聞いてみてとも言ってるのですが、結局誰の研究にも興味を持つことはなかったようです。うーーん。まあ、満足してくれたようなので、よしとはしますが。。。

短い総説

ボスからのお呼び出し。

「短い総説を書いてくれって言われてるんだけど、草稿書いてくれないかなあ。」

「えっ、僕でいいんです?分野転向したばかりなんで、あんまり詳しくないんですが、、、」

「本当は学生に任せることになってたんだけど、あいつはいま就活で頭いっぱいだろうからさ。それにこの業界なんだかんだ言って筆頭著者は大事じゃない。就職しちゃうとあんまり関係ないだろうけど。まあ、ちょうど勉強にいいになると思うよ。」

「はぁ。。。まあ、そういうことでしたら有難く頑張ります。」

「ちょっと最近総説ばっかりでネタがないんだよね、、、なんか考えてみて。締め切り一か月後だからよろしく。」

「来月!?」

「2,3週間は延長してもらえるだろうから。心配しなくて大丈夫だよ。」

「まあ、だいたいそういうもんですけど。。。とりあえず急いで書いてみます。」

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一通り文献を読んで、まとめて持って行ったところ、パンチが弱いねえとのことでした。今やっている分野は、わかっているようで、肝心なところはほとんどわかっていないような状況なので、そのあたりを整理してみたのですが、、、まぁ確かに分野外の人にとっては読みごたえがない感じ。

「パンチ」を求めて、ほかのラボに行き、そことコラボして書くことになりました。議論はなかなか有意義でしたが、みなさんアクが強い。一つの原稿に落とし込む過程はいろいろ苦労しました。初めての共同作業。

1.締め切りを作っても守る気がない。催促しないと何も出てこない。一夜漬けでなんとかしようとする。じゃあ、書いてみるわーと言って一週間待って二段落しか出てこなかったときは、マジでどうしようかと思いましたが。。。まぁ、そういう人たちだとわかってとりかかればなんとかなります。

2.原著論文をまともに読んでない。定義があいまいでふにゃふにゃした用語を平気でぶち込んでくる。それを断定するほどのデータは論文にないでしょと突っ込むと、うちのラボの未発表データがあると返ってくる。それじゃ総説にならんではないか。英語は僕よりだいぶ上手なんだけどねえ。

3.図はコピペで何とかしようとする。承諾を得ればいいっちゃいいけど、自分の名前が入った論文なんだからもうちょっとこだわりをもってだねえ…。大体本文読まずになんで勝手に図作っちゃうわけ!?

まあまあイライラしながら、二回ほどミーティングを重ね、なんとか投稿。こういうのって、招待でもちゃんと査読が付くんですね。査読付き総説は初体験です。投稿作業とか、カバーレターとかは全部ボスが担当。日本だと全部自分でやったんだけどなあ。手間が省けていいですが。

一か月後に2人の査読コメントが返ってくる。うちのラボの担当したところに関しては問題なかったけど、コラボ先のところに関してはいくつか辛辣なコメントが。ミーティングを開くと、査読者が悪いのオンパレード。。。手間暇かけて読んでくれたんだからもうちょっと意見尊重しようよ。。。そんなむちゃくちゃなこと言ってないと思うんだけどなあ。

修正方針について合意してしばらく待ったものの、本文で特に直すところはないという無茶なことを言い出したので、結局こっちがコラボ先の文章を直すという奇妙な展開に。それを見てコラボ先がここは表現が弱い、受け入れられないとまたゴネる。だってデータないじゃんとちょっとキレ気味に言ったら、未発表データがある!とこの期に及んでのまた悪あがき。査読と戦う前にまずは身内と戦う消耗戦。疲れる。。。とはいえ、コラボ先の担当分野なのでこちらがこれ以上口をはさむわけにもいかず、ちょっと修正して再投稿。しばらくして受理通知。エディタ判断で、査読にはもう回さなかったのでしょうか?

アメリカほどじゃないですが、みんな押しが強くて、思わずこっちも強く言い返す場面がちらほら。日本とはちょっと議論の文化が違うという感じです。人によって締め切り守ったり守らなかったりはどこでもいっしょな感じですかね。日本だと、どうしてもネイティブスピーカーじゃない分、科学が輸入文化な分、コメントに対する応答は弱気になってしまいますが、「たかが一人のレビュワーのために、主張は替えられないわ。だってわかりにくくなるもの。」と平然と言ってのけるその逞しさ、すごいです。うちのボスはもう少し弱気な感じですが。。。何はともあれいい経験にはなりました。次はちゃんとした論文書かないとなあ、いつになるやらですが。

生活雑話(2)

・暗証番号はひ・み・つ!

ドイツ人が右手で暗証番号を入力するときは、かなりの確率で左手で右手を覆い、ばれないように隠します。誰も見ないよそんなもん、というようなシチュエーションでもそうします。習慣・マナーのような感じなのでしょう。暗証番号などを入力するクレジットカードを入れる機械にも、ほぼほぼ小さな覆いが付いています。

「覆いがないのに暗証番号を入力するって、あなた!」

 

・順番は大事

パン屋でも肉屋でも、お店に来た順番に注文をとってくれるのですが、

「次の方は?(Nächste bitte!)」

と言われてあたふたしないように、自分の先にいた人、後に来た人をさりげなくドイツ人は覚えているようです。じいちゃんばあちゃんが来るとついつい譲ってしまうのですが、大体は「君の方が先にいたわよ」といって譲り返されます。みんな大体覚えているので、逆に列にはきちんと並んでいないことも多いです。商品ケースの前でいったりしていると列はぐちゃぐちゃになってしまいますが、それでも順番は順番。

 

・首元も大事

大学の方は、世界各国から人が来てますので、なんでもありなのですが、冬になるとドイツ人の女性はみな首元でおしゃれするようです。マフラーなのか、スカーフなのか、ストールなのか、ショールなのか、はよくわかりませんが、何かは首に巻いている人が多いです。室内は暖房がよく効いてて、半袖シャツで過ごす人もいるぐらいですが、それでもストール巻いていました。単なる防寒というわけではなさそうです。色は結構カラフルなものが多く、ワンアイテムで雰囲気ががらりと変わるので、確かにおしゃれにはうってつけかもしれません。男はたいていなにもつけないか、マフラーぐらいです。そのあたりはフランスとは違いますね。

 

・ケースは大事

カバンの中でオレンジジュースをこぼしたようで、よりによってドイツ語電子辞書(XD-K7100)が壊れました。全く電源が付きません。ばらして、乾かしていろいろやっている(ほぼばらして戻しただけですが、、、)と、「表示保護フィルムが正しく貼られていない可能性がありますとエラーメッセージが出たり」、画面が多少バグるものの、何回か電池抜いたり入れたりすると電源が付くようになり、もうしばらくすると、何とか使えるところまで回復しました(2,3日)。ですがタッチパネルだけはまだ使えません。しかも、新品の乾電池が数日で空になるようで、どこか漏電しているようです(ディスプレーかなー?)。何かの拍子でディスプレイの横にちょっと隙間が空いてたようなので、ディスプレイ周りが怪しいかもしれませんが、液晶パネルまではいじる気にならないし。。。タッチができないと辞書の用例に行けないとか、もはやちょっとしたプログラミングミスなんじゃないか?マイクロUSBポートから電気をとれる仕様になっているようで、在宅時はケーブルにつなげて使っていました。

とはいえ、機械が壊れたまま使うのもなんだかかわいそうなので、妻の帰省に合わせて日本で修理です。こちらのサイトから登録しておくといろいろスムーズのようです。

修理サービス受付窓口 | お客様サポート | CASIO

修理品お持込み受付窓口 | お客様サポート | CASIO

札幌、仙台、秋葉原、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡にサービスステーションがあってそこに持っていくか、修理センターに郵送するかになります。どんどん閉鎖されて行っているようですが。。一週間後、修理された電子辞書が返ってきました。技術料(10500円)、代引き手数料+発送料(800円)+消費税(904円)で、12204円でした。LCD-UNIT-SV(C700Y)の液晶パネル交換、L-CASE-A-CY700AYJのフロントケース交換で(ちょっと割れてた)、単三電池二つもつけていただきました。出費がかさみますねえ…新しいの買うよりは安いけど。。。カメラのレンズもこれぐらいなら修理してもらったのになあ。。。親からもらった白黒ディスプレイの電子辞書はいまだに壊れません。メーカーの皆さん、儲からないのはわからないでもないですが、電池が長持ちで、壊れにくくて、タッチパネルみたいな高度な機能が使えなくても、一通りは代替手段(キー入力とか)で何とかなる製品づくりを是非!

 

・今日は何の日

お店に入るときは「Hallo」か「Guten Tag」、出るときは「Tschüss」か「Auf Wiedersen」と挨拶するのがドイツ流ですが、買い物するとレジでよく「Schönen Tag」「Schönen Abend」「Schönes Wochenende 」と声をかけられます。

ドイツ語的には、Ein schönen Tag wünsche ich ihnen.の省略形のようです。der Tag, der Abendと両方男性名詞ですが、das Wochenendeは中性名詞。wünschenはこの場合+Dativ(3格)に+Akkusativ(4格)を望むと使うので、形容詞変化は3格。不定冠詞に続く形容詞変化になるので、Schönes Wochenendeと形容詞の語尾にesが付きます。あってるかなぁ・・・?こんなに考えてからしゃべってたらとても間に合いそうにありません。

文法はさておき、金曜・土曜日の挨拶は必ずと言っていいほど「Schönes Wochenende 」になります。ラボの日常会話でも、英語ですが、金曜日はHave a nice weekです。たまにぼけて木曜日から週末のやつもいますが、それは別としても今日が何曜日かという意識は日本より強そうです。大体「お先に失礼します。」とかでしたからね。ちょっとありふれた感じですね。こちらでは週末はやはり少し特別なのです。

さて、「Schönen Tag」「Schönen Abend」「Schönes Wochenende 」と言われた場合は、「Danke, Ihnen auch」の返答がもっとも一般的。英語の「you, too」のyouって3格だったのか!?

病院 大人編

ドイツの病院に行く。今度は大人編です。妻が高熱を出しました。ハイデルベルクに来てからまだ子どもしか病院行ったことがありませんでした(記事参照)。

 

1.Notdienstは行くべからず。

もう夜になっていたので、とりあえず解熱剤をもらいに緊急診断所にでも行ってみようかということになりました。まだ何とか動けるうちにと思いました。

近くの大学病院に駆け込めばよいかと思ったのですが、大学の情報によると、大人は緊急診断所に行けということになっています。

http://www.zuv.uni-heidelberg.de/md/zuv/international/gaeste/2_kliniken_und_notfallnummern.pdf

 

Ärztlicher Bereitschaftsdienst (Medical Emergency Service)
Alte Eppelheimerstr. 35, 69115 Heidelerg
電話 116117

トラムのHeidelberg Hauptbahnhofから歩いて3分ぐらいです。どういうときに行くかについては

Wann rufen Sie die 116 117 an?

Handelt es sich um eine Erkrankung, mit der Sie normalerweise einen niedergelassenen Arzt in der Praxis aufsuchen würden, aber die Behandlung aus medizinischen Gründen nicht bis zum nächsten Tag warten kann, ist der ärztliche Bereitschaftsdienst zuständig. Er ist in einigen Regionen Deutschlands auch als ärztlicher Notdienst oder Notfalldienst bekannt.

Der Bereitschaftsdienst ist nicht zu verwechseln mit dem Rettungsdienst, der in lebensbedrohlichen Fällen Hilfe leistet. Bei Notfällen, wie Herzinfarkt, Schlaganfall und schwere Unfälle, alarmieren Sie den Rettungsdienst unter der Notrufnummer 112. 

Bei akuten Problemen mit den Zähnen kontaktieren Sie bitte den zahnärztlichen Bereitschaftsdienst in Ihrer Region. 

 

 と、サイトには書いてありました。本来は病院に行くべき症状で、病院がもうあいてない、それで明日までは待てないときに行くものだと。心筋梗塞とか脳卒中などの場合は、救急車(電話・112番)

http://www.116117info.de/

 

体調がすぐれない妻を何とか連れてきたはよいですが、まずはなぜかガラス越しにすごく守られた受付の女性に事情を話します。保険はあるのか?というから、Privateの保険だと答えて契約書を見せましたが、それなら現金で払うことになるが?と言われ、大丈夫ですと答えると、ドアが開いて待合室に通じます。

しばらく待つともう一人女性が来て、おっ医者か?と思いましたが、同僚か何かの様で、受付室に入り二人でずっとおしゃべり。20分待っても音沙汰がないので、しびれを切らして事情を聞きに行くと、

「さっきも言ったけど(ドイツ語で聞き取れてなかった)、医者は今ここへ向かってくる途中だから、あと10分ぐらい待って。」

と、めんどくさそうに追い返される。なるほど、ハイデルベルク市内唯一の緊急診療所なのに、待機している医者はいないのね。仕方がないともう20分ぐらい待ちますが、やはり音沙汰がありません。もう一回聞きに行くと、「さっき呼んだ医者はどうやら来れないようだから、もう30分ぐらい待って」とあっさり言い渡される。

いやいや、ずっとぺちゃくちゃしゃべってる場合じゃないだろうよ、もうちょっと焦ろうよ、病人が待ってるんだからさ・・・とキレ気味になりますが、あとから来たドイツ人はリュックサックの中から雑誌を出して読み耽ています。ここはそういうところなのねと悟ります。

おしゃべりを聞き続けてさらに30分後。さすが申し訳なくなったのか、今度は受付の人から説明しに来て、「残念ながら今度の医者も来れないみたいなの。今もう一人呼んだからもう30分待って。」とのこと。待合室で急変でもしたらいったい誰が責任とるんだこれ。。。妻は待合室の机の上にぐったりで、子供と二人で遊び続けることさらに30分。

「あのー。」

と聞きに行くと、「また来れなかったみたいなの、残念ね」とまるで他人事。「大学病院行った方がいいのか?」と聞いてみるが、「緊急診療所はここよ」と、突っ込みどころ満載のお返事。もう夜10時半ぐらいになっていて、そろそろ子どもも寝る時間。「医者がいないなら帰ります。」と言い残し、無駄足のまま仕方がなく帰宅しました。

おそらく、当番の医者は連絡があったら30分以内に駆け付けられるところにいることになってるんだけど、大してもうからないし、何より自分で診療所に来られるぐらいなら大したことないだろうと高をくくって医者があまり来たくないようです。受付も受付で医者に連絡をきちんと取っているわけではなく、何かのシステムで医者に患者が来たことを通知した後はただ待っているだけのようです。30分経っても医者が来ないなら、次の医者に連絡するようにとでもマニュアルでなってるのでしょうか。もうちっとは気を遣ってほしい。何はともあれここはとにかく使えません。日本の夜間診療所なんてそれなりに混んでましたが、ここは私たち含めて3組しか待っていませんでした。しかも察するに薬出してくれないんじゃないのかな。。。待合室には今日の夜間薬局の情報が貼ってありました( https://www.aponet.de/ から郵便番号を入力すると当番の夜間薬局の情報を得ることができます。)。病人にどれだけ無茶させるんだよ。。。

ということで、緊急の場合は迷わず救急車です。こんなところで油を売ってる場合じゃありません。googleの口コミもひどいようですし、たぶんこの日だけの問題じゃないようです。

 

2.病院に行く。

妻が知り合いの日本人にRoger Eliuというところを紹介していただきました。翌日の午後になって熱が上がってきて、3時に電話を掛けました。予約はいっぱいだけど待っていただければ午後の時間内には診れますとのことで、行きました。23・24番トラムのChristuskircheから歩いて3分ぐらいです。

Roger Eliu (Arzt, Allgemeinmediziner) in 69115 Heidelberg | jameda

Landhausstr. 28
69115 Heidelberg
Telefon: 06221/181877

受付で事情を告げて保険の契約書を見せ、まるで応接室のような待合室に通されます。一通りはなんでも診る一般医ですが、カイロプラクティックが専門の様で、足腰が悪そうな人がちらほら。インフルエンザとか風邪とかちゃんと見てくれるかなと不安になります。一時間半ぐらい待った1730頃にようやく診察室に呼ばれます。ドイツのおじさんっぽい感じの人です。事情を話し、診察も一通り受け(なんか背中たたいてたけど関係あった?咳してみてというのも日本じゃあんまりなかったかなあ)、水をよく飲んでよく寝ろ。38.5℃を超えてつらいなら解熱剤飲んでくれと、近所のおばあさんでも言いそうなことを言われて診察終了です。インフルエンザかどうかなんて調べないようです。解熱剤はパラセタモール(Paracetamol・別名アセトアミノフェン)という歴史ある安価な薬を処方されました。結局妻は夜も熱があまり上がらずに解熱剤のお世話にはならなかったのですが、その後子供が高熱を出したので、これを飲ませることになり、頑張ったかいがあったっちゃありましたが。。。

お医者さん自体は良くも悪くもなくといったところで、どちらかというと今度は足をひねったときなどに来たい感じです。帰りのトラムストップ近くの薬局で500mgタブレット*20錠が€2.58でした。うむ、安い。

急な発熱もあるので、日本にいるときに解熱剤ぐらいは処方してもらって、ドイツに持ってきたらよかったかなあ。あまり勧められたことじゃないかもしれませんが、さすがに解熱剤もらうだけでこの修業はつらすぎます。

一眼レフカメラのレンズを修理

私が悪いんです。大事な君を裸のままリュックサックに入れて、取り出した時に、君はもう真っ二つでした。

ということで、やっちゃいました。ニコン(Nikon)のD7000にNikon AF-S DX 18-105mm /3.5-5.6G VRのレンズを付けてたのですが、レンズ側のマウント部分が割れて、カメラに取り付けられなくなりました。ネットで調べてみると、「なんでマウント部分をプラスチックにしたんだっ!」とのお怒りも結構あるようで、、、カメラ本体やレンズが変形しないように折れやすくした方がいいとの意見もありましたが、本当かなあ。日本ブランドのニコンレンズ。ドイツでどうやって治そうか。

 

1.レンズはいじるべからず。

最初に試した方法は、Nikon AF-S VR 55-200mm f/4-5.6G IF-EDの望遠レンズをほとんど使っていなかったので、そこからマウント部分を拝借して乗せ換えようと思いました。たかがレンズと思っていたのですが、思ってた以上にレンズが複雑で、電気系統が入り乱れており、分解するのに一苦労。というか30分ぐらいで再起不能な状態まで壊してしまいました。。。さすが精密機械。外せるところを十分に理解しておらず、マウント部分の部品がレンズごとに違うんじゃないかと思って次に進みましたが、どうやらこれは勘違いの様で、ばらすところまでばらすと同じ部品のようです。

やっちゃったところとしては。。。

1.ねじを一本なくす。レンズをいじってる最中に子供が起きてきて邪魔されました。。。気を付けましょう。追記)掃除してたら見つかりました。

2.部品を無理やり外そうとして、電気系統をちぎる。

レンズのVRのON OFF、AF/Mのスイッチのところってねじが一つついてて外せたんですね。。。これに気付かず、スイッチのユニットごとプラスチック枠を無理やり外そうとしたら、コネクタごと基盤から取れました。。。こりゃもう直せん。。。もろすぎるよ。。。あとでわかったことですが、そもそもマウント部分を交換するぐらいなら、ここのプラスチック枠を外す必要はなかったです。外す場合も、ねじを外してスイッチユニットをプラスチック枠に一回くぐらせれば、つなげたままプラスチック枠を外せます。コネクタのところでつけ外しできますが、どっちにしろあとでつけるのは大変。

3.マウント部の部品からはんだでくっついる配線もうっかりちぎってしまいました。おそらく本体から電気が来てるところです。無理やり金属部分のねじに巻きつけてやりましたが。。。大学の工作室にたしかはんだぐらいはあったっけ?

4.AF/Mのスイッチは物理的に歯車を浮かす仕組みで機能していたらしい。。。AFモードにスイッチしてからでスイッチユニットをレンズに戻さないと、かみ合わず、マニュアルで焦点を調整しようとしてもガリガリガリと機械に悪そうな音がします。

壊した直後はカメラにつけてファインダーを覗いても暗くてマニュアルですら撮れなくなりましたが・・・導線を何とかして、AF/Mのスイッチのところは直したので、なんとかマニュアルでいいから動いでほしいところです。。。

追記)ちゃんと治ってました。ちぎっちゃったVRは動いてないですが、オートフォーカスも動くようです。よかったよかった。

 

2.修理代高っ!

折れた方のレンズはさすがに壊れると困るので、まじめに修理に出してみようということにしました。

Service und Support - Reparaturstatus - Konto erstellen & Produktregistrierung - Nikon Händler - Support Hotline - Inspektionsservice - Reparatur-Center | Nikon

に従って、

Nikon Returns

から登録します。英語・ドイツ語、そのほかいくつかの言語に対応しています。

住所などを入力して、次のページに進むと、製品を登録することができます。

Lens, AFS Zoom, AFS DX 18-105/3.5-5.6G VRと選び、レンズ本体に記されているシリアル番号も入力します。保証は切れていましたので、金額上限指定での修理をお願いしました。出して130ユーロぐらいかなあ。。。夢物語の金額設定でしたが。

登録するとメールが来て、あて名ラベルを印刷するように指示されます。その文面の下の

Sollten Sie den Aufkleber nicht selbst ausdrucken können, klicken Sie hier, damit Ihnen der Aufkleber per Post zugeschickt wird. Bitte beachten Sie, das diese Funktion erst verfügbar wird, nachdem Sie dem Link zum Aufkleber einmal gefolgt sind/aktiviert haben.

は印刷できない場合はここ(hier)を押してくださいという意味で、うっかり押してしまうと、二度と宛先ラベルが表示されず、印刷されたラベルがニコンから届くまで家で待つことになります。正月休みを挟んだので届くまで一週間以上かかりました。。。ご注意を。

 

レンズを箱にいれて、あて名ラベルを張って、近所のDHL小包を発送してくれるところで発送します。郵便局でももちろん可です。料金をここで支払う必要はありませんでした。

数日後、

Sehr geehrter Nikon-Kunde,
Ihre Ausrüstung ist eingetroffen und wir übersenden anbei Ihre
Empfangsbestätigung. 
Bitte prüfen Sie die Vollständigkeit der Angaben. 
In Kürze werden die technischen Untersuchungen bzw. Servicearbeiten
abgeschlossen sein. 
Gewünschte Kostenvoranschläge erstellen wir in der Regel innerhalb 3
Arbeitstagen - Reparaturen erfolgen durchschnittlich in 10 Arbeitstagen. 
Bitte beachten Sie auch die neue ONLINE-Verfügbarkeit Ihrer
Reparaturinformationen im Nikon Service System : www.nikonrepair.de 
Ihr erforderliches Passwort finden Sie rechts auf der Eingangsbestätigung. 

Mit freundlichen Grüssen
Ihr Nikon Service-Point Frankfurt

 PDFの添付ファイルもついていて、何が入ってたかなどの明細が書いてあります。

Nikon Service-System

ここから先は進行状況がオンライン(上記リンク)で確認できるようになり、そのためのLogin IDもPDFファイルに書かれています。

一週間後、

Sehr geehrter Nikon Kunde,
nach technischer Untersuchung Ihrer Ausrüstung können wir Ihnen nun den
Kostenvoranschlag zur Instandsetzung Ihrer Ausrüstung übermitteln.
Bitte informieren Sie uns per Rück-Fax oder per E-Mail über die weitere
Vorgehensweise.
Bitte nutzen Sie zur effizienten Kommunikation die E-Mail-Adresse
info@nikonservice-frankfurt.de oder die Telefax-Nummer 06103/3001777.
Bitte beachten Sie auch die neue ONLINE-Verfügbarkeit Ihrer
Reparaturinformationen im Nikon Service System : www.nikonrepair.de
Ihr erforderliches Passwort finden Sie auf dem Kostenvoranschlag.

Mit freundlichen Grüssen
Ihr Nikon Service-Point Frankfurt

 とメールがさらに届きます。添付のPDFファイルには見積もりが付いていて、

Das Gerät wurde durch eine Stoß/Fall- bzw.
Druckeinwirkung beschädigt.
Gehäusegummierung twilweise erneuern/befestigen.
Brennwitenverstellung reparieren unt justieren.
Objektiv reparieren.
Objektivbajonett emeuern
Arbeitspreis 220,00 EUR
Ersatzeile:
BAYONET MOUNT UNIT 12,10 EUR
ZOOM RUBBER RING 8,34 EUR
----
Übertrag  240,44EUR

Nettobetrag 240,44
Versandkosten 9,50
Zwischensumme 249,94

MwSt. 19,00%
MwSt. Betrag 47,49 EUR

Endbetrag 297,43 EUR

だそうです。たかっ!外のプラスチップ部品替えるだけで300ユーロ取るらしい。。。こりゃ払えんということで、メールで

Sehr geehrte Personen in Nikon,

Dann will ich, dass Sie es mir ohne Reparatur zurückschicken.
Das ist mir zu teuer.

Freundliche Grüße,

XXX

とまずあってるかどうか怪しいドイツ語で返信。次の日にはUPSで返送されてきました。送料などの手数料は25ユーロ取られると見積書には書いてありましたが、そのうち請求書が送られてくるのでしょうか?レンズの箱には入ってませんでした。

追記)一か月半立ちましたが、いまのところ請求書は届いてません。

 

3.やっぱり自分で修理

次に一か八かで直してみるしかないということで、Amazon.deで部品を注文しました。

Neewer Bajonett-Ring für Nikon 18-55 18-105 55-200: Amazon.de: Kamera

6,99ユーロで、送料と合わせて、10,98ユーロでした。

www.youtube.com

調べたら出るわ出るわで、上記の動画がとても参考になりました。導線を外して、つけるところがちょっと難しいです。ほかはそれほどでもありません。初めから動画見ながらいじれば断線もしなかったのに。。。ズームレンズはちょっと構造違うけど。。。

日本から持ってきた100均で買った精密(?)ドライバーでしたが、何とかなりました。無事カメラにくっつけれたときは結構感動ものでした。

ほか、下記のサイトも勉強になりました。

http://kanaimaru.com/0904nikon_lens/nikon_lens_repair.htm

 

追記)

これも行けました(まあ、カバンを落っことしてもう一回割っちゃったんですけど。。。)。材質はこっちの方がオリジナルに近いかも。。。送料込みで2.93ユーロともっと安いです。届いた頃にもう一度見たらなんか1.78ユーロに値下がりしてましたが。。。

Gazechimp 58mm Objektiv-Bajonett Lens Bayonet Mount: Amazon.de: Kamera

 

追記2)

ドイツ滞在記なのに、ここのところずっとこのページがアクセス1位です。。。ということで人生で初めてアフィリエイトをやってみますが、日本では、Amazon.jpの下記の商品が部品に該当します。おそらく中国からの普通郵便(追跡なし)での発送ですので、届くまで1-2週間かかります。

急いでほしい人は下記のNeewerブランドが早いようです。通常使用では問題ないと思いますが、若干材質が脆い気がします。何回かレンズをつけ外しして、持ち歩いていると、気が付いたらツメの一つが欠けてました。。。まあ、僕の不注意によるところも多いのでしょうが。

なお、目的が違いますので、今後も商品を紹介するために記事を書くことはしません。ちなみに紹介料は2%だそうで、500円たまったらAmazonのギフトカードでくれるそうです。5000円たまったら銀行振り込みだそうです。広告収入を得るためには170円の上の商品だと294個売れないといけないのか、、、無理ゲーですね。。。というか、そんなにレンズ折れてほしくないです。

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レンズが取れたときは気が気じゃなかったですが、なんとか治ってよかったです。正しくやれば、10,98ユーロで治ります。作業自体もそこまで難しくなく、丁寧に落ち着いて、一歩ずつよく見ながら進めたらだれでもできるレベルです。確かに時間はかかるけど240ユーロは取りすぎですよ、ニコンさん。日本だと一万円ぐらいというネット情報ですが。NCフィルター割っちゃったときもドイツだと日本の値段の倍近くしたので、実家からの荷物に混ぜて届けてもらいました。

おかげでレンズに関して少し詳しくなれたのはよかったです。一個ちょっと壊しちゃったけど。。。今度はちゃんとケース買おう。。。

グループランチ その2

・・・

「なにその食べ物?」

「ワッフルだけど。。。うーんそんなに美味しくないね」

「ここの学食って、たまにメニューに書いてないのが出てくるよね。」

「昨日の残りなんじゃないの?」

「君のスープだって昨日の残り物かもしれないぞー」

「まあ、熟成ビーフはおいしいっていうしさ。」

「そうそう熟成スープね。」

「ワッフル食べないの?私食べようかな?」

「どうぞどうぞ。全部食べていいよ。そんなに甘くないのはいいんだけど、ちょっと硬すぎるよ。食べ物が無駄にならなくていいわ。」

「私のおばあちゃんも、カフェに行くたびに出てくる砂糖とか全部持って帰って来てたなあ。いらないよって言ってるのに。」

「うちのおばあちゃんも、入院中の食べ残したものを全部引き出しにしまってたわ。」

「私のひいおばあさんなんて、食べ物のたくわえだけで一部屋分あったよ。ソーセージの缶づめ、小麦粉、、、なんでもあったな。」

「しかも、子供達が行くとそれを出してくるのよね。これいつの食べ物みたいなやつ。仕方がないから訪ねるたびに食べ物をいっぱい処分してる。アイスクリームなんて、ほとんど霜だけだったのよ!」

「でも、何かが起きたら一番生き延びるよきっと。」

「世代の問題よねえ。第二次世界大戦を生き延びてきた経験がまだ生きてるのよ。」

「老後っていったいどうなるんだろ。。。親戚が最後は記憶障害になって、本当に大変だったみたい。」

「なくなるまでの10年ぐらい、何もしないでずっと椅子に座ってる親戚もいたなあ。何かしないと生きていけないみたいにずっと動いている人もいるけど」

「そういう人は止まったらあっさり逝ってしまうかもね。そっちの方がいいかなあ。」

「あなたたちの負担になりたくないっていつも言われるけど、お願いだから必要なときはちゃんと助けを求めてほしいよ。どうしようもなくなってからでは遅いもの」

「老後どうなるんだろ。一人じゃ寂しいなあ。まずは誰か見つけて、「繁殖」しないとね」

「はんしょくー!?」

「いやまあそれだけじゃないけど。。。とりあえずは探しに行かないと。」

「この前の男の子よかったんじゃない?」

「あいつまだ12歳よ。」

「繁殖力あるかもしれないぞっ!」

「いやいや、ちょっと待てばいいだけだよ」

・・・

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古今東西、話題はあまり変わらないようである。