Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

子供にまつわるエトセトラ

・幼稚園代

幼稚園(Kindergarten)の月謝(Beitrag)は世帯の年総収入(Brutto-Familieneinkommen)に応じて決まります。3月から値上がりして、世帯収入が56,000ユーロまでが月額275ユーロ、69,000ユーロまでが月額350ユーロになるとのこと。フンボルト財団の奨学金(月額2,650ユーロ)をもらっていたころは非課税扱いでしたので、見た目の収入としては少なく、あれこれ手当を足しても40,000ユーロには届きませんので、最安値の275ユーロでした。学生でかつ収入が少ない世帯の場合は200ユーロというのもあるようです。

幼稚園からは定期的に収入を訊ねるお知らせが来て、その額に基づいて月謝が決まります。研究費雇いのポスドクに切り替わって数か月たってからそのお知らせが来たので、約半年分の奨学金と、約半年分の給与額を素直に計算して、給与明細なども添付して申請しました。ポスドクの給与は過去記事(ドイツでのポスドクの給料 - Wunderbarな日々)の通りで、手取りで約3,000ユーロですから、大して変わらないなと思っていました。

数日すると事務所の方から連絡が来て、計算間違ってますよと。「そもそも、手取りじゃなくて額面の金額で計算するので、月額3,000ユーロじゃなくて約4,400ユーロです。しかも、実際の一年の総収入じゃなくて、現時点での月額×12で計算するので、ボーナスも足してあなたの年収入は約55,000ユーロです。そこに、子供手当の分を足しますので、子供二人分(約400ユーロ)×12=4,800ユーロということで、あなたの世帯の総収入は59,000ユーロになります。従いまして、正しい月謝は350ユーロなので、添付の請求書に従って、これまで過少に払っていた分も追加で払ってください。なお、働いていない配偶者の分の定額300ユーロのEltern Geld(育児手当?)は、計算に入れないです。」と厳しいお達し。

これに関しては、幼稚園側が言っていることが100%正しいですので、素直に応じて不足分を支払いました。来年からは海外学振なので、この年収を実際にもらうことは本当はないのですが、まあ、ルールはルールということで。。。実際に幼稚園と交わした契約書をよく見てみると、収入に変化がある場合は直ちに幼稚園に連絡することという項目があり、それを怠っていたのはこちら側で、金利分取られなくてよかったなというところでしょうか。海外学振は年額620万円で現時点のレートで約51,000ユーロ。これに子供手当分を足すとちょうど約56,000ユーロ弱になりなるので月謝が275ユーロに戻るはず。いや、もちろん幼稚園にはお世話になってるので、感謝はしているのですが。。。

 

・予防接種

新生児の予防接種はかかりつけの小児科に言われるがままに接種しています。日本の時はクーポン券とスケジュールと予約を取るのに苦労していましたが、ドイツではまず6種混合(日本の四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ混合ワクチン)+ヒブ+B型肝炎)でしたので、接種回数が少なくなりそのあたりはだいぶ楽です。

詳細はこのあたりをご参照に。なぜか横浜市のWebサイトがすごく詳しい。

ドイツでの子どもの予防接種 - ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト

ドイツのこどもの定期予防接種について 横浜市

奨学金をもらっていた私的保険の頃は、小児科からは接種代の請求書、薬局からはワクチンの請求書といろいろ書類をしょっちゅう保険会社に送っていましたが、雇われポスドクに切り替わってからはdie Techniker (TK)の公的保険(GKV)になり、利用者は何もせずとも裏で手続きをやってくれるようになりました。

そんなある日、しきりに先生が薦めるので接種することになったBEXSEROという髄膜炎菌Bのワクチン(Meningokokken B)。公的保険ではカバーされないということですが、海外旅行のために必要(Reiseimpfungen)ということならカバーされるらしい。実際にイタリアに旅行に行くので、旅行計画書でも提出するのかなと思っていたのですが、実際はiPadに入れたTKのAppで「Kostenerstattungen」「Impfung」「Reiseschutzimpfung」を選び、請求書をカメラでスキャンするだけですぐに口座に支払われました。まだ払ってないのに。。。

ということで、旅行に行くとかの証明書は必要ないようです。最初は律儀に小児科からの請求書と薬局からの請求書を合わせて提出していましたが、それも必要なかったようで、、、請求書が届いたら各々スキャンして随時送信で大丈夫でした。

横浜のWebサイトにもあるように、BCGと日本脳炎はドイツでは通常接種しないものなので、どこかで接種を考えないといけませんね。。。

 

・パスポート更新

子供のパスポートがもうすぐ期限切れのため更新を申請。

在ミュンヘン日本国総領事館

がハイデルベルクまで年に数回領事出張サービスをやってくれるというので、それに合わせて申請です。受け取りは本人に限るので、これを逃すと子供を連れてミュンヘンまで受け取りに行かないといけません。いざとなればフランクフルトでもやってくれそうな感じですが。。。

まだ日があるからとのんびり構えていると、急に総領事館からのメルマガで当館のパスポートの作成機が故障したため、当面の間は日本の外務省でパスポートを代わりに作るので、領事出張サービスで受け取るための締め切りを早めて10日後にしますとの連絡。慌てて案内に従って書類を作成です。

郵送による旅券申請 : 在ミュンヘン日本国総領事館

前回間違えた点は申請用紙を折り込んで小さな封筒に入れてしまったこと。スキャンするので折ってはいけないという注意を見逃してました。A4サイズの封筒に入れて、1,55ユーロの切手を貼って送りました。送付と同時にメールでも、書類を送ったので届いてチェックしたら連絡くださいと連絡します。

日本の郵送代もハガキが62円、封筒が82円、A4封筒が120円と値上がりしてきましたが、ドイツも今年の7月から値上げが行われ、ハガキ60セント(元:45セント)、封筒80セント(元:70セント)、A4封筒1.55ユーロ(元:1.45ユーロ)となりました。2013年以来6回目の値上げだそうで、値上げを知らせる案内にも2021年末まではこの価格ですと書いてあるので、あと2年もしたらまた値上げしそうです。

Preisentwicklung für Standardbriefe in Deutschland | Statista

https://www.deutschepost.de/de/a/aenderungen-2019.html

日本の価格改定は消費税率の変更に伴ってきたのに対し、ドイツのはただの値上げですので、なんというか、これがデフレじゃない国の姿なんだなといろいろ考えさせられます。もちろん背景には電子メールの普及もあるのでしょうが、給料とともに、電気代もトラム・バス代(ハイデルベルク市内の初乗り運賃2.5ユーロ(2016)、2.6ユーロ(2019)、2.7ユーロ(2020))も上がって当然という感覚は、デフレ時代の日本で育ってきた僕にはいささか新鮮です。

それはさておき、ミュンヘン総領事館からは書類は届いたけど写真がないとの通知…いやあ絶対に入れたんだけどなあ。。。日本の写真館で撮ってもらったスーツ写真がおじゃんに。最後の一枚だったのに!ちゃんとクリップかマスキングテープか何かで止めて置きゃよかったと反省。急がないとミュンヘン行きになってしまうので家の一眼レフで撮影を試みますが、暗い日が続き光度不足。。。仕方なくフラッシュをたくと、今度は影が…。画像編集ソフトで影を消して、近くのRossmannで印刷したら今度は色調がおかしい。そういやそこのプリント機械はいつも色が自然じゃない感じなんだった。まあ、理想の写真とは程遠いですが、何とか基準を満たした写真を添付して無事受領となりました。

受け取りはハイデルベルク大学の日本学科(Japanologie)のキャンパスですが、新キャンパス移転に伴い旧市街(Altdtadt)からBismarckplatz近くのVossstr. 2, 69115, Heidelbergに引っ越していました。住所だけだと建物にたどり着くのがいささか大変でした。

https://www.cats.uni-heidelberg.de/index.html

碁石をモチーフにした庭の図書館を目印にすると探しやすいですかね。受け取りついでに新築の図書館も覗いてみましたが、本棚はまだまだ空きがたくさんな感じでした。面白そうな漫画もあったので借りようとしましたが、セメスターで指定されている本だからと断られました。。。

アルザス

・帰路

長く続いた旅行もいよいよ終わり。出発の朝、ホテルのすぐ裏のパティスリーで食料を買い込みます。

Pasticceria Tre Palme Medri Paolo

www.tripadvisor.de

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たくさんのカラフルなスイーツが小型にもなっていて、ショーウインドウもにぎやかです。朝から多くの人が並んで朝食を買いに来ている人気店でした。

帰りはスイス経由でMulhouse まで行って宿の予定。7時間ドライブの長丁場です。E35とイタリアをひたすら北上です。

スイスの国境まで行き、関門の様なサービスエリアに到着。行きのオーストリアの高速は10日間の乗り放題チケットがありましたが、スイスは年間パスしかないようで、お値段38ユーロ。国境くぐったら、早速たくさんの警官がクレジットカードの読み取り機をもって1台ずつチェックしていて、一台ともタダでは通さんぞという感じでした。スイスすげえ。。。なお、このパスは事前にドイツでネットでも買えるようです。ただ、車に貼っちゃわないといけないので、レンタカー使用者には厳しいシステムです。

Mit 3 Klicks zur richtigen Vignette – Vignettenfinder | ADAC Online-Shop

スイスに入ってからは湖の景観を楽しんでいましたが、ルツェルンぐらいになって土砂降りに。高速も渋滞になって、何一つ楽しみがない感じに。。。しまいにはインターネットも止まりました。Ortel mobileというところのSIMカードで、EU圏内はネット定額制の範疇なので、オーストリアもイタリアも追加料金なしでしたが、スイスはEU圏外なので1MBごとに49セント取られて、あっというまにチャージ分がなくなってしまったようです。。。とほほ。

サービスエリアも見物気分で寄ってみました。すごい豪華な感じでまるで日本のサービスエリアです。まあ、値段は高いですが。トイレはコイン式ですが、ユーロもフランも受け入れる機械でそのあたりは目ざとい。飲み物をドイツのクレジットカードで買ってみたのですが、支払い通貨をフラン・ユーロと選べるようで、ユーロを選んだのですが後で明細をみたら外国料金がしっかりチャージされてました。まあ、そりゃそうか。

 

・Mulhouse

バーゼルを抜け、やっとこさフランスに。宿はBooking.comで見つけた宿の、直営のWebサイトを通じて予約しました。51平米の4人泊まれる部屋が一泊約90ユーロと、安かったのが理由です。スイスだと宿高いので、何とかして長時間ドライブを頑張ってフランスまでたどり着こうという作戦でした。

Aparthotel Le Trident - Hôtel et Location d'appartements meublés à Mulhouse

駐車場も無料とありがたいところなのですが、住所のところに行ってもホテルらしいホテルはなく、「となりの Holiday Innに行ってください」との貼り紙が一枚。隣のHoliday Inn に行くとチェックインしてくれて、カギを渡してくれました。

中に入るとただの集合住宅のような感じで、中の一室が宿という感じでした。いろいろ調べてみると、ほかにも老人ホームとしても経営されているようで、高層マンションをホテルにしたり、貸しオフィスにしたりとあの手この手で不動産ビジネスをしている会社の様です。

Résidences séniors – Le Trident Mulhouse

この日は日曜日ということもあって空いてるのがマクドナルドぐらい。。。疲れていたので、テイクアウトして夕食を済ませました。ミュルーズの若者たちもほかに集うところがないようで、マクドナルドがごった返してました。海辺のイタリアの修学旅行のようなパックツアーから比べるとだいぶわびしい食事で、一層旅の終わりを感じさせられます。

翌朝。朝食を地元のパン屋で食しますが、これは可もなく不可もなくといった感じ。

Poulaillon – Poulaillon Traiteur

チェックアウトもHoliday Innで済ませ、

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立派な大聖堂に立派な市庁舎。整然とした印象です。

お目当てはJacquesというカフェで、

Jacques - Maître Pâtissier Chocolatier Glacier - Accueil

アルザスお菓子の旅 Jacques(ジャック)のお菓子たち

日本人が働いているということでよく紹介されています。

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ケーキ目当て出来ましたが、日替わりランチのハンバーグ定食も、トーストもおいしかった。

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スイーツも期待通りの味でした。

アルザスへ出かける前にフランスのスーパーCarrefour Mulhouseへ。

https://www.carrefour.fr/magasin/mulhouse

食料品やらベビーフードを買い込みます。妻曰く、やっぱりフランス産の方がおいしいらしい。

www.nissinfoods.fr

www.nissinfoods.fr

カップヌードルやインスタントの焼きそばもドイツよりは品数が多め。いろいろ怪しい味もありますが、買ったものはどれもおいしくいただけました。

 

・Kaysersberg

アルザス地方の村カイザースブルクへ。

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まあ、確かにかわいらしいおとぎ話のような町でしたが、ドイツに3年もいると、「はいはい、こういう感じね」と感動もだいぶ薄らいできました。

 

・Riquewihr

欲を出してもう一村、リクヴィルへ。車で行くと、ブドウ畑に囲まれた小さな町で人口は1212人!

リクヴィール - Wikipedia

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同じ感想になっちゃいますが、小さくてかわいらしい街でした。子供たちは疲れてもうグダグダ。。。

 

・ハイデルベルクへ

観光は終了して、最後はKarlsruheのYangda本店(Passagehof 28)で中華の夕食。期待を裏切らない味。最後に家に着いたのは10時を過ぎてしまいましたが、、、

 

ハイデルベルク→インスブルック→チェゼナティコ→ミュルーズ→アルザス→ハイデルベルクという一週間の夏の休暇でした。長男はえらくチェゼナティコを喜んだようで、来年も行く!と意気込んでました。Lidl のFullpensionのパックツアーは修学旅行の様でしたが、子連れには便利でお買い得な旅行でした。ドイツ人に囲まれている感じで、異国情緒は薄めですが、海鮮食べて海を楽しむことはできたので大満足です。
 

 

チェゼナティコ(3)

・ラベンナ(Ravenna

この日はCesenaticoから30kmほど北上したRavennaへ。

ラヴェンナ - Wikipedia

6世紀ころに栄えた都市で、西ローマ帝国や東ゴート王国の首都だったらしく、そのころに建てられた聖堂などがモザイク画として有名で世界遺産にも指定されています。

ポポロ広場近くの駐車場に停めたのですが、ドイツでは見たことないようなナンバー自動認識システム!入るときにナンバープレートを読み取られて、チップもカードもなく駐車場へ入場。出るときは、機械にナンバーを入力すると時間に応じた料金が表示され支払いへと進む感じです。。。すごい。

街並みはすごいというか、ちょっと古びたヨーロッパという感じでしょうか。高速走っているときも舗装がところどころ適当だったり、ガードレールが錆びてたりするので、インフラ整備まで手が回っていないところがある印象です。

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Dalla Cina per aprire un Bubble tea a Ravenna: "Ho realizzato il sogno di mia moglie"

むわっと暑い日でしたが、タピオカティーのお店を見つけて思わず入店。ConFu Bubble Teaというところで、アイスティーでもちゃんと熱いお湯でお茶を淹れてから氷で冷やすのですごくおいしい。普通のタピオカだけじゃなくって、様々な味の粒粒(真珠)もあって、これも甘くておいしい。子供が一気飲みして、あとでトイレ探しで困る羽目になりましたが。。。

visitaly.jp

チケットはモザイク画があるところとは別のところで買うので要注意。

Entrance time and prices – Ravenna Mosaici

サン・ヴィターレ聖堂 Basilica di San Vitaleの近くの本屋さんで買いました。9.5ユーロで5つの施設がまわれます。

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(Mausoleum der Galla Placidia ガッラ・プラキディア廟堂)

廟堂ということで暗い洞窟のようなところです。堂内は暗いので写真にとると大したことないですが、モザイク画で小さいタイルが敷き詰められているので、実際はもっとキラキラで神秘的な感じです。

そのままサン・ヴィターレ聖堂(Basilica di San Vitale)へ。こちらは聖堂というだけあって古いけど立派な建物です。

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中はもうきらびやかという感じで、細かい文様に圧倒されました。

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つづいて、少し離れたネオン洗礼堂(Battistero Neoniano)へ。天井が高くて、神様から見下ろされてる感が半端ないです。

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この十二使徒のモザイク画、それぞれの使徒の白髪が上に留められているように見えるのは私だけでしょうか。。。僕だけですね。

すぐ横は大司教美術館(Museo Arcivescovile)。これも世界遺産の一部で、中を見学していたら幼児が響く部屋で声を出す面白さを覚えたらしく、「あー!」「あー!」としゃべり始め、見学断念。。。

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あたりを見渡してみると、煙突がみなおしゃれなことになっている。そういえば、インスブルックの家もこんな感じだったなあ。ところどころにモザイク画の工房があり、現代風の作品も展示されています。日本にアニメキャラなんかも。しかし、お土産にしようと思うとなかなか難しくて、やっぱり一面に敷き詰めて遠くから見たときにこの恍惚とした感じが出るんですねえ。。。昔の人は良く思いついたものです。

世界遺産の最後はサンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂(Sant'Apollinare Nuovo)。終了時間まじか。。。

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大きな聖堂の壁両面に聖人たちのモザイク画がびっしりで、ただただ圧倒されます。でも人影はまばら。。。スイスだったら100フランはゆうに超えそうな世界遺産5点セットが9.5ユーロとは。。。商魂たくましくやればいくらでもやりようがあるのに、イタリア人的には数多ある遺跡の中の一つぐらいの感じなんでしょうかねえ。

夕食は地元名物のPiadina。

Profumo di piadina “laboratorio del palato”

というお店でイートイン。モッツァレラチーズがたっぷり入った小さなピザを半分に折りたたんだような食べ物ですが、素朴で美味しい味に子供もパクパク食べてました。


 

 

チェゼナティコ(2)

・ビーチ

チェックインの翌日は無事晴れて海日和。ビーチパラソルとベッド2つがLidlのパック旅行にはついているというので、フロントの人に聞くとクーポン券を発行してくれました。ホテルから歩いて5分ぐらいのビーチにあるBagno Denisというところでビーチパラソルなどを借りれるとのこと。

Denisまで行ってご主人にクーポン券を渡すと、ビーチパラソルが一つ割り当てられ、チェックアウト日まで使用できるとのこと。期間内で貸し切りみたいになるのか、へー。

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この辺りは数十キロにわたってずっとビーチが続いていて、いかにも海水浴場という感じ。ビーチにも色鮮やかなパラソルが並びます。写真の奥にかすかに見える高い建物はGrattacielo di Cesenaticoというビルで、完成した1958年当時ではイタリアで最高の建物だったとか。

沖に長い防波堤が置かれていて、波はあまりたたないようで、遠浅のビーチです。海水浴にはいいですが、海水がそこまで透き通っているわけではなく、まあ、日本でいうところの近所の海水浴場に来たといった感じでしょうか。ドイツから来た私たちにとっては十分テンション上がりますが。ホテルから徒歩圏内で、パラソルも貸し切りだし、プラプラと泳いで、疲れたらホテルに戻って食事や休憩という、いかにもバカンス的な生活ができました。ビーチサイドにはシャワーもついていて、かなり身軽に海水浴ができました。

 

防波堤近くまで行くと再び足が地に着くようになり、足でごにょごにょ地面の中を探るとなにやら固いものが。拾い上げてみるとなんとアサリではありませんか。

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30分ぐらいがんばるとこんなにごっそり!さすがに食べるほどの勇気はないので、しばらく飼って、管を出させて観察した後、元に戻しました。ほかにもヤドカリとか巻貝とか生き物がいっぱいいました。防波堤のすぐそばは泥がたまっていて足下を掬われそうになりますが、目を凝らすと沢蟹の大群が生息していました。

 

・プール

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ホテルには結構大きめな屋外プールが付いていました。フロントからあるいて10秒でプールというのもすごいですね。。。海辺まで来たんだからわざわざプールに入らんでもと思っていましたが、妻に言わせると「わかってないなぁ~」と一言。まあ、確かに周りのホテルでもプール付きが多かったです。宿泊客だけなので特に混みもせず、優雅にくつろげました。確かにまあ、海水浴とは違った良さはありますね。

息子が誕生日プレゼントでもらったNikonのCOOLPIX W100のカメラが防水だというので持って行ってみましたが、思った以上の性能で、飛び込む大人もぶれなくばっちりだし、水の中の姿もばっちり。近くから遠くまで撮れるすぐれもので、落としても壊れません。今年の夏にモデルチェンジしてW150になったようですが、Amazon.deを見る限り、そんなにレビューがついてないので売れてないですかね。。。かなりコストパフォーマンスが高い商品だとお思うのですが。。。この前SATURNのチラシではセール品になってましたが、やはり日系メーカーは商売が下手なのかなあ。。。ちょっとSDカードの接触が良くないところがあって、差し直ししてようやく認識されることがありますが。

子供がカメラをもってぽちゃっと水につけると、まわりの人が「おいおい、大丈夫かよ、カメラ壊れるぞ」的な視線が注がれましたが。。。

 

・市内観光

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ホテルから車で5分ほどでチェゼナティコのメインストリートに。カラフルな電車が走る線路沿いの小さな港町です。なんでも

チェゼナーティコの運河港は、1500年に建設された。運河建設はチェーザレ・ボルジアの依頼によるもので、レオナルド・ダ・ヴィンチが測量を行い、内陸15kmを掘り進んでチェゼーナ(チェーザレ・ボルジアによって要塞都市化されていた)に到達する計画であった。しばしば「ダ・ヴィンチが運河を設計した」とされるが、これは誤りである。

チェゼナーティコ - Wikipedia より

 らしく、ダ・ヴィンチが測量したんだぜという自慢のポスターが飾ってありました。小さい商店がいろいろ並んでますが朝は閑散としていてあまりお店も空いてませんでした。おいしそうなレストランが立ち並ぶ中、刺繍屋さんが一軒あり、名前を伝えるとその場で即興でミシンでぱっぱっと刺繍をしてくれました。すげー。

 

・市場

毎週金曜日朝は朝市。

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Street Markets in Cesenatico | Cesenatico Bellavita

Stadio Comunale A. Morettiのスタジアム周辺で盛大に行われていました。適当に買い食いでもして、ローカルフードを楽しもうかと思ったのですが、ちょっとだけ食料品もありましたが、あとはひたすらファッションなマーケットでした。さすがイタリアという雰囲気でカラフルでおしゃれなものもたくさん店先に並んでいました。妻は何点かお気に入りを見つけていましたが、お気に入りのものは得てして値段も張るようでして。。。

 

圧巻は夜市。朝が静かなところは大体夜が騒がしいようで。。。お土産屋さんなどもみんな深夜まで空いていて、すごい人出です。我が家はホテルの裏の自転車屋さんで3人乗りの自転車をレンタルして、海岸沿いの道を駆け抜けました。赤ちゃんは前かごに赤ちゃん椅子を設置。本人もまんざらでもない様子。レストランのテラスなどでも歌だったり踊りだったりのショーが行われていて、キラキラで騒がしい夜でした。マーケットが出る場所は曜日によっていろいろ変わるようですが、夜が騒がしいのは毎日の様です。

 

・子供の世話

 ホテルには子供の相手をする専属の人がいて、朝から晩までいろんなプログラムが行われていました。

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敷地内にはぴょんぴょん跳ねるところがあり、おやつ時に行くとピザとか綿あめとかがふるまわれるようです。夜は夜でいっしょにダンス踊ったりと、子供たちが退屈しないように頑張ってます。毎日同じインストラクターなので、子供たちもだいぶなじんで楽しそうに騒いでました。特に追加料金もなく、誰でも参加できるようで。。。子供は適当に暇つぶさせて大人は優雅に楽しむのがドイツ流のバカンスかぁ、、、なるほど。

チェゼナティコ(1)

・インスブルックからチェゼナティコへ

宿で朝食を食べていざ出発。玉子とか牛乳とかいっぱい余っちゃったんですけどとご主人にいったら、残しといていいわよー、知人の飼ってる鶏が全部食べるからー。いやいや、鶏に玉子食べさせるのってなんか道徳に反しているような。。。

 

インスブルックからチェゼナティコへは500kmの道のりで5時間半のドライブ。交通ルールはほぼオーストリアと同じですが、高速道路の料金は日本と同じで距離従量制です。入口でチケットもらって、出口で支払いました。いくつか短い距離の高速道路もあって、それらは道路別に毎回カードで支払いました。南北に長いイタリアじゃ、オーストリアみたいに乗り放題というのはちょっと実情に即さないのでしょう。

 

国境を超えて、サービスエリアで何かあるかなあと思って寄ってみましたが、売れているのはエスプレッソぐらいで、ほかのものは法外な値段でした。。。ひぇー。でも本家Calbee製のさやえんどうみたいなお菓子がおいてあったので思わず購入。渋滞もあって、遅れていたので、持ってきた食べ物で飢えをしのぎました。A22のAutostradaをひたすら南に下ります。従量制の区間に入ってからの高速料金は32.5ユーロで、まあ、日本と似たような料金設定ですかね。

A22 Autostrada del Brennero

夕方近くになってようやく到着。高速の途中で一回だけ少し給油。下道と比べてべらぼうに高いのはどこも一緒ですが。。。ガス欠になってしまっては元も子もない。高速降りてからもう一回満タン給油。ドイツじゃあまりお目にかからない完全にセルフの機械でした。カードを先に差し込んでからでないと給油できません。

 

・チェックイン

Hotel Ambasciatoriにようやく到着。

Hotel Ambasciatori | Hotel Cesenatico

駐車場がわかりにくかったのでとりあえず路駐してチェックインを先に。フロントの方はイタリア語・ドイツ語は比較的流暢だけど、英語は結構苦手そうという。。。ドイツ向けのリゾート地に来たことが実感できます。まあ、イタリア人もまあまあいるようで、ドイツ人だけじゃないだけでもよかったよかった。後で駐車場に車止めたら、半分ぐらいがドイツナンバーで中にはハイデルベルクナンバーも。。。すごいなあ。。。

部屋はいたって普通のツインベッドルーム。バスタブは無しでシャワーのみ。イタリアではおなじみの便器横の洗面台(ビデ)もついてます。窓からはホテルのプールが見え、何人か楽しそうに遊んでいました。空調は完備。

 

・食事

どうせパック旅行の食事だし、大したものないだろうから結構外食するかなと思っていたのですが、どころがどっこい大満足でした。

システムとしては修学旅行チックな感じで、朝昼晩三食、定刻になったらレストランに入って、部屋番号の札が置かれたテーブルへ向かいます。朝食は2時間、ランチは1時間、ディナーは2時間制ですが、早くしないと前菜ビュッフェとかがなくなっちゃうので、大概の宿泊客は開始時間とともに座席に着いていました。

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こちらはランチ時の前菜ビュッフェ。なす料理がやたらと多かったです。あっさりとした味付けが多く、毎日食べてもまだ手が伸びました。南国だからかフルーツがおいしくて、スイカやらメロンやらを毎日たらふく食いました。

ランチ時はメイン1品、ディナー時はパスタ系1品+メイン1品のフルコース。メニューは前日の夕食時に渡され、事前に注文です。チェックインの日はフロントで聞かれました。こうすることで、少人数のスタッフで多くの宿泊客をさばけます。飲み物は着席時に注文。ソフトドリンク、赤ワインや白ワインもデキャンタで運ばれてきました。手間を徹底的に省きますが、一皿ずつ順番に上げ下げしたり、テーブル客の全員に同時に料理を行きわたらせるのだけは死守していた感じでした。日本だと全部ビュッフェにしちゃいそうだけど、それはサービスとしてなってないように感じられちゃうんですかね。

 

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料理も期待以上で、観光客相手に地元の名物料理は一通り一週間で食べさせてくれました。魚介パスタや魚介のフリットもめっちゃうまいというほどではないですが、満足できる味でした。ほかにも生ハムメロンとかもおいしかったです。というか、生ハムメロンってメインディッシュだったんですね。。。これでもかというぐらいに生ハム乗ってました。カメラもっていかなかったのが残念。。。

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 子供メニューはもっぱらトマトソースのパスタか、ボロネーゼ。息子はトマトソースのパスタを気に入って毎日うまいうまいといって食べてました。パスタの形は変わるけどソースはずっと一緒。。。ディナーはこれにメインが一品ついて、大体薄いカツのシュニッツェルかステーキか+ポテトフライという感じでした。あたりを見回すと大体が子連れのファミリーで、気兼ねなく食事できました。帰ってからラボで体験談を語っていると、子供が小さい頃は便利なのよねー、パックツアーってと技官さんが言ってましたので、そういうもののようです。キッチン付きの部屋を借りて自炊するのがスタイルがバカンスでは一般的ですが、面倒なご家庭にはパック旅行が受け入れられているようです。

 

・外食

そうはいってもと、一回ぐらいは外食をということで、ビーチ沿いのGambero Rossoにやってきました。

Punto Ristoro Gambero Rosso - Ristorante di pesce Cesenatico sul molo

海の家のようなたたずまいで、注文してから席に着くような形式でしたが、ランチ時は大人気の様で30分ぐらい待ちました。

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前菜(Insalata di mare € 10,50(con seppie, gamberi, patate, sedano) )、アサリのパスタ(Spaghetti con le poverazze € 10,50(con vongole nostrane))、魚介のフリット(Fritto misto gr 250 € 12,70 (calamari, gamberi, triglie, calamaretti, acquedella, sardoni) )とイカ・エビの串揚げなどを注文(Spiedini misti € 12,50(calamari, gamberi))。というか、適当に頼んでみたらこういうのが来ました。イタリア語はさすがに厳しい。。。ホテルで食べた魚介のフリットもやたらとイカばっかりだったけど、アドリア海はそういうスタイルなのかしら。魚が食べたい人は小魚だけから揚げにしたメニューもありました。ドイツからくるとついつい魚介ばっかり頼んじゃいます。

海辺で店の雰囲気は開放的だし、料理もおいしいんだけど、なんだうちのホテル味悪くなかったのねと再認識させられた外食となりました。

インスブルック(2)

・Welcome Card

朝食を食べ終わったころにノックの音。いかにもおばちゃんという感じの女主人Jane Hatzさんが挨拶にやってきました。昨日は歯医者で街中に行ったら渋滞に引っかかっちゃって。。。だそうで。www.booking.com

ドイツと違って流ちょうな英語。オーストリアの方が市民の英語レベルが高そうです。支払いは明日現金だからねー、と念を押されます。これはBooking.comに書いてある情報通り。部屋の中に置いてある用紙に宿泊者全員の氏名、誕生日などを書いてくれということで、記入して渡すと、Welcome Cardというものを発行してくれました。

Welcome Card – Region Innsbruck

Innsbruckで宿泊すると発行してくれるものの様で、公共交通機関が無料になり、さらに様々な施設で特典の割引があるようです。歩いてすぐ近くにあるプール(昨日ピザ食べに行った!)も無料になるとかで、これはうれしい。

さっそくWelcome Cardを手に、4162番のバスで市内に向かうことにしました。約20分ほどの距離です。

 

・インスブルック

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適当なバス停で降りてしばらく歩くと、目に飛び込んできたのは露骨な山肌を背に映えるカラフルな建物たち。そして、昨日の雨で濁るドナウ川の支流の一つイン川。そういえば、Innsbruckの地名自体の語源が「イン川の橋」でした。

 

・ロープウェイ

お目当てはロープウェイ。ゼーグルーベ(Seegrube, 1905m)まで一気に登り、さらに乗り継ぐとハーフェレカー(hafelekar 2330m)まで登れます。この前もRüdesheim出トロッコ乗ったし、なんだか乗り物探訪みたいな旅ばっかりしてますが。。。

旧市街をさらっとぬけて、まずはケーブルカー乗り場へ。えらく現代的というか、へんてこりんな建物だなと思っていたら、国立競技場の設計未遂で名をあげたザハ・ハディドが設計したらしい。。。さすがのインパクトです。

チロル州:インスブルックのノルトケッテンバーン

一番上のHafelekarまで往復で大人一人36.5ユーロ。Welcome Cardで10%割引でした。3泊以上するとWelcome Card Plusがもらえ、それだと無料で乗れるらしい!長く滞在してもらおうという作戦ですね。。。なるほど。

Ticketshop - Innsbrucker Nordkettenbahnen

ハイデルベルクのケーブルカーは車内の床の傾きが固定されているのですが、ここはレールと客車の間に何か挟まっているようで、上り坂になっても比較的水平を保つ構造になってました。おぉー。

さらに満員のロープウェイに乗り換え、一気にゼーグルーベまで登ると確かにこれは絶景。

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併設のレストランのテラス席で昼食をとりましたが、まぶしいのなんの。。。サングラス持ってこればよかった。そこからさらにロープウェイでハーフェレカーまで登ると険しい山肌がまじかに。

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ロープウェイを降りたらもう山頂が見えたので、登ってみようかという気に。しかし、酸素が薄いのか、思った以上に息切れしました。。。足元には動物のフンがいっぱい転がっていたのですが、大角のだんな(アイベックス(Steinbock))だったりして?

「大角のだんな」に会える! | スイス情報

 

・プール

山をたっぷり堪能した後は、ふもとまで降りて、Strudelcafeで一休み。

Cafe Kröll – Strudelcafe Kröll

さすが観光の町ということもあって、フランス語やら中国語やら日本語でもガイドツアーの列がよく横切っていました。

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朝から動いてちょっと疲れたので、黄金の屋根などの市内観光はスキップして、Birgitz村の宿へ帰るバスでもうひと休憩。路線バスなのになぜか観光バスで運行。。。無料で行けるという宿の近くのプールへ出かけました。

Gemeinde Axams - Startseite - Freizeitzentrum

屋内にも屋外にもプールがあり、子供がハイハイするような幼児向けのプールもありと、日本の都内で作ったら長蛇の列ができそうなファミリー向けのプールでした。子供たちも疲れ果てるまで遊んで大満足。二日連続で併設のピッツェリアで夕食を食べて、歩いて帰りました。

 

アルペンの動物を集めた動物園とか、まだまだインスブルックは見たりないですが、ここでひとまずオーストリアとはお別れして、明日はいよいよイタリアへ出発です。

インスブルック(1)


・ルート

ハイデルベルクからLidl Reisenのパックツアーの目的地であるCesenaticoまでは約900km。アルプスをスイスで超えるか、オーストリアで超えるかのルートが選べます。ノンストップで走って10時間でたどり着くようで、ドイツ人たちに言わせればそれぐらいは一日で楽勝らしいのですが、子供がまだ小さいので細かく刻むことにして、行きはインスブルック(Innsbruck)、帰りはスイスを抜けたフランスのミュルーズ(Mulhouse)で泊まることにしました。

 

・レンタカー

車はいつものEuropcar。8日間借りて、230ユーロから20%引いて、クーポンで20ユーロ引いて、166ユーロでした。本当は7日間で足りるのですが、それだと一日300kmまでで計2100kmまでの走行距離になってギリギリ。それ以上走りそうな場合は事前にオプションを購入できますが、それよりはレンタル日を一日増やした方が安上がりでした。VW GOLF VIIクラスの予約で、SEAT(セアト)のLEONが来ました。スペインの会社ですが今やVWグループの傘下で、まあ、ゴルフと似たような車ですね。これぐらいのクラスで指定しておくと十中八九ナビオプションをつけなくてもナビがあります。

ドイツ鉄道もフランクフルト-ミラノ、ミュンヘン-ヴェローナまで直通列車を出していて、ハイデルベルクからヴェローナまでだと往復大人二人で300ユーロぐらいで片道9時間です。Verona-Cesenatico間は片道3-5時間で往復大人二人100ユーロぐらいでしょうか。高速代、ガソリン代を足すとトントンというか、多分車の方が高くつきました。あとからイタリアまで車で行ったんだというと、電車で行けるのに!と環境保護派の同僚から文句言われましたが…。

Affordable and convenient connections between Germany and Italy

 

・インスブルックへ

朝レンタカーを借りて、ごちゃごちゃと荷物を詰め込んでいざ出発。距離約440kmで、6時間の道のり。

一時間ちょっと走ってSINDELFINGENのサービスエリアで休憩。マクドナルド食べようと、注文する機械の前で待ってましたが、目の前の女子二人があろうことか、全部のカテゴリーを一つずつ開いて、メニュー見ながら談笑中。10分ぐらいしゃべった挙句に、結局食べるものあんまりないわねとか言いながらドリンクとポテトを注文。。。いかんいかん、休暇中休暇中。いらいらしないしないと自分に言い聞かせ。。。

鬼門のマクドナルドの様で、あとで隣の機械で追加注文すると、今度はレシートの用紙が切れていて、しかも機械の方はそれを認識せずに次の注文を受け付けてしまうので、あれっ?と思いもう一回注文すると案の定二重注文。しかも機械での注文は簡単にキャンセルできないらしく。。お金取り戻すのも一苦労。全部終わるころにはポテトも冷め切ってました。

何とか腹ごしらえをし、さらに南へ下っていき、山がずいぶん近くなっていよいよ国境間近。サービスエリアに立ち寄ると"österreich vignette"の文字が。オーストリアの高速は有料で、乗り放題のステッカーを買ってフロントガラスに貼る方式の様です。10日間で9.2ユーロ。小さい国だから、距離に応じて課金するよりは、いっそのこと一律にした方が効率的ということでしょうか。そうなると、帰りもオーストリア経由の方が安くついたなあ。。。事前に調べとけって話ですが。

Maut & Vignette in Österreich: Gebühren im Überblick | ADAC

国境を越え、ナビでは交通ルール変更のサインが。同じアオトバーンでも、オーストリアでは最高速度130kmです。ただ、この辺りから山道が多くなり、130km/hなんてとても出せないような感じでした。大きなトレーラーとかが通ると、後ろにはずらっと車が列をなして仕方なくのろのろ運転です。

チロル地方のごつごつした山肌を眺めながら、もう一軒サービスエリアに寄りました。レジはドイツだと"Kasse"ですが、オーストリアでは"Kassa"となるようで、国が変わったんだなと再認識。もっとも、ドイツかオーストリアかというよりは、住人たちはチロル地方という感じなのかもしれませんね。山があるかないかというのはやっぱり大きな違いです。なんとか宿に着いたのは18時ころ。出発から7時間ぐらい経った頃でしょうか。まあ、子連れだとこんなもんですよね。

www.booking.com チロル地方でも格安パックを提供している宿はあったのですが、ちょっと市内観光するには遠いかなということで、予約したのは中心地から10kmほど離れたBirgitz村にあるFamily-Appartementsという名のアパート。2泊248ユーロでした。到着したときには女主人がいないときらしく、カギがドアに貼り付けられてました。。。大胆。

部屋はベッドルーム2つあって、さらに2段ベッドもあるさすが家族向けといわんばかりの部屋。全部で6人は寝泊まりできそう。下の子もここぞとばかりに端から端までハイハイしてお部屋探訪。キッチンも完備で、一週間以上泊まれそう。冬はスキー客とかも訪れそうなところです。

晩御飯も兼ねて近くへ買い出し。スーパーマーケットの中身は大してドイツと変わりませんが、乳製品はさすがに豊富な感じです。今から市内に行く元気もなく近くのプールに付いているレストランで食事。プールのレストランにしてはおいしめでした。

Restaurant - Pizzeria Freizeitzentrum Axams - Gemeinde Axams - Startseite - Freizeitzentrum - Gastronomie

冬季オリンピックを2回開催しただけのことはあって、スポーツが盛んの様で、ボルタリンクとかゴルフとかいろいろな施設がこの小さな村にありました。

 

・朝食

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近所をぶらぶら。昨日までの曇り空が嘘のように晴れ上がり、良い天気。このTavernaというレストランの奥には小さい食料品屋さんがあり、パンやらハムやらを調達。昨日スーパーで朝食はもう買ってあるけど、ついつい買ってしまうのが旅の情け。お店の方のドイツ語もやっぱりハイデルベルクとは違う感じです。説明するのは難しいですが。。。一般的な違いはWikipediaにまとめてありました。言葉の違いも旅情をそそります

オーストリアドイツ語 - Wikipedia

そのドイツ語、チロルではこう言います!

店を出ると牛さんマークが見えて、誘われるようにして牛小屋の方に近づくと無人販売所でした。牛乳や卵、冷凍庫の中にはバターまで。もう買ってあるのになあ、と思いながらもたまらず買ってしまいました。

  

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 卵は開けてびっくり卵黄がまっきっ黄。牛乳はなんというか、さらさら飲めるような薄味。でも冷蔵庫に入れて次の朝になったら瓶にべったり脂肪分がくっついてました。なるほど、だから常温保存だったのか。パンもどちらかというとスカスカな感じで、なるほど。。バターもこってりしていなくていくらでも塗れちゃいそう。

 

つづく