Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

淘宝 Taobao (タオバオ)で日本へ発送しようとしたが、禁輸になって返品

このブログの趣旨には誰トク?的なエントリーですが、、、忘備録として。

 

1.マスクを発注。

https://world.taobao.com/

淘宝はアリババグループのオンラインショッピングサイトです。輸入代行業者に別途依頼しなくても、4PX递四方速递などの輸送会社と連携しており、比較的簡単に日本へ発送できます。新型コロナウイルスの影響で日本はマスクなどの品薄がまだ続いていますが、中国では武漢の封鎖も解かれ、マスクもだいぶ流通し始めたようなので、日本の実家へ送ってあげようと思いました。

手頃なマスク(口罩)を選んで購入し、発送先住所を日本へ発送するようにすれば、良いだけです。支払いは一般的なクレジットカードでOK。50枚入りの使い捨てマスクが1箱99元(約1500円)なので、この時点では日本の通販サイトよりはかなりお買い得の予定でした。

 

2.発送エラー

販売元から、日本へ送る輸送会社である4PXへ陸路で輸送です。日曜日夜に発注、月曜日に準備完了、火曜日に発送で、水曜日に上海にある4PXの倉庫に到着、木曜日に4PXからも荷物を受け取ったというステータスに代わりました。4PXは集运の会社で、いくつかの荷物をまとめてから日本へ送ってくれますが、この時はマスクだけでしたので、跨境物流管理(国際物流管理)というところからチェックアウトします。日本への送料は72元(約1100円)でした。

ところが翌日になって、出庫エラーに。マスクなどの医療品・防護品は日本への輸出禁止になっていて、送ることができないようです…計画破綻。

 

3.日本発送をキャンセル

禁輸じゃどうしようもないので、返品の手続きを取り始めます。まずは、4PXの日本発送をキャンセル。理由を選ぶところのトップが禁輸商品を含んでいたになっていたので、よくあることなんですね…数時間後に許可されて、まず国際送料の72元が戻ってきました。

 

4.販売元への返品・返金を依頼

次に、販売元へ返品・返金の同意を依頼します(退货退款)。今回購入したところは7日間以内の返品は無条件で受け付けてくれるところでしたが、一応日本へ送れなかった旨も伝えておきます。一日後に返品・返金が承認されて、返送先の住所が示されました。通常だと、上门取件服务という集配サービスがおすすめのようですが、4PXの倉庫に取りに行かせてもトラブリそうなので、集配はやめました。

 

5.販売元へ返送

次に、4PXの業者に、上海の倉庫から、販売元への返送依頼します。退回卖家。返送料として12元かかりました。

 

6.販売元が返金

発送済みになるのを待ってから、販売元の返品ページに行き、トラッキングナンバーと配送業者を知らせるように言われますが、この番号は不明…適当に入れましたが、何とかなりました。

2日後に商品が販売元に到着し、99元が返金されました。

 

結局販売元に4PXの上海の倉庫までの送料を負担させてしまうことになり…申し訳ない。送料分ぐらい引いて払い戻してくれてもよかったんですが…。8日間でキャンセル手続きの完了までできました。Taobaoのシステムすごい。。。どの業者(販売も輸送も)も評価されるので、迅速に対応していただけました。チャットの問い合わせにも応じており、多少中国語がわかるとすこぶる便利です。