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Wunderbarな日々

妻子連れ30代生物系ポスドクのドイツ滞在記です。

コンサート(2) Konzert

引き続き、コンサートにいくつか行きました。

 

Sinfoniekonzert „Wir lieben Brahms!“ am 11. Februar 2017 in der Stadthalle in Heidelberg | Regio Kult

Johannes Brahms: Klavierkonzert Nr. 2 B-Dur, op. 83
Sinfonie Nr. 3 F-Dur, op. 90
Drei Ungarische Tänze (2番、17番、4番)

Pianistin: Makiko Nakamura
Leitung: Michelle Maier、René Schuh

 

Eintrittskarten:13 und 7 Euro im Vorverkauf, 15 und 9 Euro an der Abendkasse

Musikfreunde Heidelberg e.V.

Musikfreunde Heidelbergという市民オーケストラです。もう結成されて25年にもなるとか。ハイデルベルクのStadthalleでの演奏でした。全席自由席でしたが、開場は演奏開始の30分前。皆さんホワイエに集まって待っていました。開場と同時に一斉に紳士的に小走りし、あっという間に席が埋まってしまいました。いい席とるのに結構必死。自由席の時は余裕を持って出かけましょう。そして柱が視界を遮って結構邪魔。

演奏はまあまあといったところですが、ホルンの音色が結構よかったです。ピアノソロは音大生の方でしたが、貫禄たっぷりの演奏。演奏終了後は指揮者の方の50歳(?)を祝うバースデーケーキも登場で、ほのぼのした雰囲気となりました。しかし、音楽の方向性がはっきりしないのはこの指揮者のせいのような。。。何がしたいのかよくわからず、オケにあわせているような感じでした。そんなに無理して暗譜しなくていいから、もうちょっとしっかり音作りしてほしいなあ。オケの技量はまあまあありそうなのに。アンコールは交響曲3番の最後のところでした。

 

Collegium Musicum: Werke von Mussorgski und Borodin

S. Rachmaninow: "Ganznächtliche Vigil" op.37 Auszüge

(1番、3番、5番、6番、9番、15番)

 M. Mussorgskij/M. Ravel: Bilder einer Ausstellung

A. Borodin: Polowetzer Tänze aus der Oper "Fürst Igor"

 

Universitätsorchester und Universitätschor

 

Leitung: Universitätsmusikdirektor Michael Sekulla

Eintritt: 16€/ 8€ (ermäßigt) Kartenvorverkauf: Unishop, Zigarren Grimm

ハイデルベルクの大学オケと合唱団の演奏です。

年に2回の定期演奏会で、場所はAula der Neuen Universitätで、Universitätsplatzのすぐ横です。チケットはUnishopまで出かけて買いました。土日二公演あるうちの日曜日の方に行きました。こちらも自由席で、大勢の人が開場前に集まっていました。入りも上々でほぼ満員ではなかったでしょうか。コンサートホールというよりは講堂といった感じで、合唱団もスペースを取らないといけないので、オケがだいぶ前にせり出してました。ひな壇になってないので1階の後ろはだいぶ見づらそう。

まず最初のラフマニノフの『徹夜祷』で度肝を抜かれる。思えば合唱だけの曲ってほとんど聞いたことがなかったなあ。なので、うまいとか下手とかは比べられないですが、無伴奏の混声合唱の響きにかなり圧倒されました。旋律もラフマニノフっぽく長いですが、だいぶ東洋というか、西洋じゃないようなものが混じっていました。これは結構難しかったんじゃないかなあ。大学合唱団でやっちゃうなんてすごいです。こんな曲があったなんて知りませんでした。合唱団は全部で150人ぐらいぐらいでした。途中、教会の鐘が鳴りやまずに数分待つなんていうアクシデントもありました。各曲の演奏前のチューニングは、指揮者が音叉で音聞いて、リードの声を出し、みんながそれに合わせてました。

続いてオケ登場で、『展覧会の絵』です。熱気がこもった演奏で、とてもよかったです。チューバのソロよかったなあ。ゲルギエフのN響の動画と比べちゃうとちょっとしつこさ(緩急とか強弱とか)が足りないけど、まあ、あっさり熱くという味付けもよかったです。

最後は合唱もオケもみんな勢ぞろいでイーゴリ公より『韃靼(だったん)人の踊り』。お祭り騒ぎみたいな曲を、皆さん楽しそうに演奏してました。ただ、シンバルが、、、シンバルが、、、。打楽器って一発で曲を壊せるんだなという恐ろしさを再認識です。

指揮者のMichael Sekullaさんも、いかにも合唱系の指揮者という感じでしたが、オーケストラとよく気が合っていそうでした。総合的にとてもいいコンサートでした。次回公演はブルックナーのテ・デウムと、ブラームスの交響曲第4番を9月にやるそうです。

 

Midori - Kaiserslautern

Midori, Violine
Ieva Jokubaviciute, Klavier

 

19.15 Uhr Einführung im Roten Saal: Tanja Hermann
20.00 Uhr Konzert, Fruchthalle
Fruchthallstrasse 10, 67655 Kaiserslautern

Programm:
Wolfgang Amadeus Mozart: Violinsonate Nr. 24
Johannes Brahms:  1. Sonate G-Dur
Franz Schubert:  Sonate a-moll
Maurice Ravel: Sonate

Ticket-Preise
Kategorie I 25,00 Euro, ermäßigt 16,50 Euro
Kategorie II 20,00 Euro, ermäßigt 13,50 Euro
Kategorie III 14,00 Euro, ermäßigt 10,00 Euro

Tickets erhältlich in der Tourist-Information Kaiserslautern u.a.

 あの、五嶋みどりさんが、なぜかKaiserslauternというちょっと小さめの都市に登場です。1月6日が三王来朝(Heilige Drei Könige)ということで、ハイデルベルクがあるバーデン=ヴュルテンベルク州では祝日なのですが、暇なので祝日じゃない州に出かけようということで、ラインラント=プファルツ州まで出かけたときに、たまたまコンサートの案内を見つけて、情報案内所(Tourist-Information)で25ユーロのチケットを即買いしました。家からだと2時間ぐらいかかりますが、まあ、五嶋みどりさんのためなら。英文表記ではMidoriだそうです。前から4列目の真ん中の席を取りました。

仕事をちょっと早めに切り上げて、Fruchthalleまで出かけます。あんまりおしゃれなホールじゃなかったですが。。。照明なぜか紫色だったし。会場には日本人っぽい方もちらほら。開演前のEinführungにも顔を出してみたのですが、ひたすらドイツ語で楽曲やみどりさんについて講義してました。苦行に耐え切れず途中で抜け出しました。

Kaiserslautern in 4D - IhreStadt-4.de

演奏の方は、そりゃもう圧巻です。小柄の方ですが、ステージの上では大きく感じるほど体も使って表現していました。もうなにか学校の先生に教えられているような感じで、『ここのフレージングはこう』、『このクレッシェンドはここに向かっていくの』を楽器を使って言われているようで、『無駄な音符は一つもないっ!』と言わんばかりでした。全編にわたって意志が込められた音で、それでいてさらりと音楽が流れていて、とても色彩豊かな演奏でした。自己陶酔しているような感じではなく、ひたすら表現者に徹しているように感じました。いやぁ、本当にすごいです。最後のラヴェルは「涼しい顔して超絶技巧」をこなし、会場もよく盛り上がりました。アンコールおしゃれな近代の小品だったと思うんですが、曲名はわかりません。ピアノのIeva Jokubaviciuteさんと一緒に音楽を紡いでいく感じもとても印象良かったです。